在学生、OB・OGの方に、文学部の魅力を語っていただきました。
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社会学科
在学生
自ら発言する機会が増え、発信力がついてきた。
〈社会学科3年〉
社会学は「世の中の当たり前を問う学問」
高校では地歴公民など社会科の科目が得意でしたが、大学で学び始めると、自分が抱いていたイメージとは少し異なる学問領域であることに気付いて驚きました。一言でいうと、社会学は「世の中の当たり前を問う学問」。人間と社会の間で起こる全てのことが研究対象で、日常の些細なことや疑問に感じたことに対しても問いを発し、追究していくうちに徐々に発展していって研究につながるという面白みがあることが分かりました。
緊張しつつもやり遂げた社会調査実習
好きな授業は、やはり社会調査実習ですね。グループごとにテーマを決めて、市役所や観光協会などにヒアリングをするなど、いろいろな調査を行って報告書にまとめるものです。調査して意外に思ったのは、対象の街が歴史をテーマにPRしていたので、若年層はあまり視野に入れていないのではないかと考えていたのですが、実際は若い世代にももっと街の歴史を知ってもらおうと、小学生向けのレクチャーやスタンプラリーなどを実施しているということでした。調査の過程では緊張する場面もありましたが、自分たちでやり遂げることができ、自信がつきました。
新しい発見が増え、毎日の生活も充実
社会学科の学びを通して、身の回りで起きている小さなことにも関心が向くようになり、新しい発見が増え、日常の時間が充実してきたように感じます。電車に乗っていても、車内の広告ポスターを見て、なぜこのような表現をしているのかと気になって、あとで調べてみたり。
また、私は高校まではあまり積極的に発言をせず、他人任せで引っ込み思案なほうでした。しかし、大学の授業で発表したり友人と議論を交わすうちに、自ら発言する機会が増えて、発信力がついてきたと思います。社会学科も含めて、立正大学の文学部はアクティブな学生が多いので、交流の機会は多いのではないでしょうか。
一人旅の魅力をアピールしていきたい
私は旅行が好きで、将来は旅行業界で仕事をしたいと考えています。特に一人旅が大好きなので、例えば旅行雑誌などで一人旅の魅力を多くの人にアピールしていきたいですね。
卒業生
フィールドワークの貴重な経験がいまの仕事に生きている。〈社会学科 2020年3月卒業・白岡市役所 税務課〉
生まれ育った地元の活性化に貢献したい
埼玉県白岡市の市役所税務課で、税務に関する仕事に就いてます。市役所を志望したのは、自分が生まれ育った地元の活性化に貢献したいと考えたからです。
課題や問題点を抽出して課題解決に取り組んだ
社会学科の学びの特徴の一つは、フィールドワークだと思います。私は、長野県千曲市の山間にある姨捨棚田の実地調査に参加しました。地元の人々の意見を聞き、そこから地域の課題や問題点を抽出し、調査実習のメンバーで課題解決に取り組んだ貴重な経験は、現在、地域住民の方々の意見を聞き、人々に寄り添った課題解決をする仕事に生きていると実感しています。
現在は、地元である白岡市が、さらに住みよいところに発展していく一助になりたいと考えています。
興味のあることや学びたいことを見つけやすい
立正大学文学部には幅広い領域をカバーする学科があり、特に社会学科なら自分が興味のあることや学びたいことを見つけやすいと思うので、ぜひお勧めします。また、先生方も明るく、楽しく会話することができます。文学部なら、楽しく興味を持って学ぶことができると思います。