在学生、OB・OGの方に、文学部の魅力を語っていただきました。
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文学科英語英米文学専攻コース
在学生
文章の構成を考えながら書くことができるようになった。〈文学科英語英米文学専攻コース3年〉
雑談で聞いた英文法の話がきっかけ
高校2年生の時に、英語の先生が雑談で英文法の話をしてくださいました。周りの友だちは興味なさそうに聞いていましたが、私はなぜか面白いと思って自分で調べ始めたらどんどん興味がわいてきて、英語学を学べるいまのコースを志望しました。
まず基礎を学び、興味のある分野を選択
このコースの特徴は、まず英語学や英米文学の基礎を学んだ上で、自分が気に入った分野を選んでさらに理解を深めていくことができるということです。
2年次に履修したPublic Speakingでは、英語によるスピーチやプレゼンテーションについて学びました。英語の発音とともに難しかったのは、ボディランゲージですね。ただ話すのではなく、ジェスチャーを伴うことで内容を強調したり雰囲気を演出したりできますが、それを意識しすぎてもだめ。グループに分かれて実践を繰り返すうちに、気がついたら、ふだん友人と話す際も気分が盛り上がってくると自然にジェスチャーをつけるようになっていました。
結論から具体的な説明へという流れが身についた
アドバンスト科目は、特にリーディングとライティングの授業ですが、与えられたテーマで文章を書くことを通して、論理的な文章の組み立てを学びをしました。学年が上がってレポートを書くことが増え、構成を意識しながら書くということが分かってきたので、しだいにスムーズに書けるようになったと思います。
結論を先に書いてから具体的な説明に入る流れが身についたため、就職活動の面接でも、質問に対して、まず結論を話してから具体的に答えていくという展開が自然にできました。
得意の英語で地元に恩返しをしたい
卒業後は観光・旅行業界を目指しています。1年次の秋には世界遺産検定の試験を受け、資格を取得したので、仕事に生かせるのではないでしょうか。自分が生まれ育った神奈川県の魅力を広く海外にも伝え、得意の英語で地元に恩返しをしたいと考えています。
卒業生
授業で出てきたフレーズがチャレンジ精神をかき立てる。〈文学科英語英米文学専攻コース2020年3月卒業・大手金融機関ニューヨーク本部〉
ニューヨーク勤務で刺激的な日々
金融機関のニューヨーク拠点に勤務しています。中央銀行や機関投資家など、普段は会えないような方々と連絡をとる機会があり、刺激的な日々を過ごしています。
英語には自信があったものの、ビジネス英語や金融の専門用語となるとレベルが格段に上がるため、最初はとても苦労しました。
語学力プラス専門知識を身につけた
英語ができるだけでは海外で仕事はできないと思っていたので、在学中は語学のスキルに加えて、仕事をする上での専門知識を身につけようと考えていました。金融機関であれば、社会に貢献できるだけでなく、自分の将来にとっても役立つのではないかと思い、金融業界を選択。いまの会社は早い時期に海外に行ける制度もあることから、志望しました。
留学でできた世界中の友人と交流を継続
授業で出てきた「You never know what you can do till you try.」というフレーズは、いまでも忘れられません。何事もやってみないと分からない、といったニュアンスですが、当時も社会人になった現在も、悩んだ時にチャレンジ精神をかき立ててくれます。
立正大学では少人数の授業が多く、先生が学生一人一人をじっくり見てくださった印象があります。また、立正大学が提携しているカナダの大学に半年間留学し、現地で作った世界中の友達と交流を続けています。
親身に寄り添ってサポートしてくださる先生方
大学には、自分の好きなことや突き詰めたいことにとことんフォーカスできる素晴らしい時間があります。私は語学に4年間を費やしましたが、興味の対象は十人十色。すでにやりたいことが決まっている人もそうでない人も、文学部の先生方は親身に寄り添って、充実したキャンパスライフとなるようサポートしてくださると思います。