博物館学芸員について

博物館学芸員とは博物館の専門職員のことで、「学芸員」と呼ばれ、資料の収集・展示・保管・調査研究にあたり、また教育普及活動を行っています。博物館は、歴史・民俗・美術などの人文系、自然・科学・動植物などの自然系にわかれています。博物館学芸員になるためには、大学において博物館法に定められた科目とそれぞれの専門分野の科目を履修し、博物館学芸員として必要な単位を習得する必要があります。
学芸員を目指す学生は普段から多くの博物館に出かけて、その活動を学ぶことが重要です。

博物館の本来の目的

博物館の本来の目的は、人間とその環境にかかわるモノの収集と資料化・整理・保管・展示・活用・研究を通して社会に貢献するという、生涯学習の実践の場ということにあります。
学芸員とは、この目的に沿い自己の専門分野を生かし貢献することが、重要な仕事となります。この本質を忘れることなく、柔軟な思考で、転換の時代に対応できる学芸員を目指してほしいと思います。

博物館実習の楽しみと充実

博物館学芸員講座は全学部全学科を対象として開設されており、学芸員資格の取得にあたっては、博物館法によって定められている科目と本学で開設している関連必要科目を履修しなければなりません。
その中で「博物館実習」は、考古・古文書・美術・自然・情報の5分野で実施しており、充実した内容となっています。
「博物館実習」は、学内の教室で行う5系統の実習以外に、現地で行う野外実習や、博物館施設見学など、その内容は多岐にわたっています。また、博物館法に定められた「博物館館務実習」が義務づけられており、5日間以上、実際の博物館においてその業務を実習しなければなりません。したがって、博物館学芸員科目を履修する学生は、安易な心構えで受講することは禁物です。

本学の博物館学芸員課程の歴史は私立大学のうちでも古く、すでに40年を越えています。この間、学芸員資格を取得して、国公・私立の博物館の学芸員として活躍している同窓生を多数輩出しております。近年は学芸員としての採用は厳しいものがありますが、ぜひ博物館学芸員としての活躍を目指し、立正大学の名声を高めてください。