会学科 教員紹介

名誉教授

原田 智(体育方法論)
吉岡 雅光(家族社会学・地域社会学)
友永 昌治(統計学・情報数学・数理社会学)

担当教員と専攻・テーマ

浅岡 隆裕
教授
Prof. Asaoka, Takahiro, Ph. D.
博士(社会学)
専攻:メディア・コミュニケーション論
ゼミナール
研究素材としてのメディアが関わる文化現象を中心に取り上げますが、社会学理論に依拠しながら、社会全体の動向のなかでそれらを捉えていきたいと思います。検証すべき問いを設定し、文献精読や社会調査を通じて、自ら問題を解いていく大変さ・面白さを体験していきましょう。
研究テーマ
①メディアの《送り手》と《受け手》の相互作用関係、②メディア文化の社会学、③地域社会におけるメディアとコミュニケーション
研究業績等
堀田 恭子
教授
Prof. Hotta, Kyoko, Ph. D.
博士(社会学)
専攻:環境社会学
ゼミナール
現場第一がモットーのゼミです。終わっていない公害問題や環境リスクに関する諸事象を考え、そこでの公正性も考えます。他方、中山間地域にある棚田での田植え、稲刈りなど現場に出かけ、地元の人、棚田に魅せられた「よそ者」との交流もしましょう。ほんの一歩、自らふみだし、未知なる他者、そして現場との出会いを大切にしましょう。現場に出るための文献読みや書く力、話す力も身につけます。もちろん基本は「楽しく」です。まずは学内での新たな出会いのため一歩をふみ出してください!
研究テーマ
①棚田の保全、②食品公害問題のカネミ油症・台湾油症、③公害被害者の受容・克服過程
研究業績等
石川 由香里
教授
Prof. Ishikawa, Yukari, Ph. D.
博士(社会学)
専攻:家族社会学、ジェンダー論
ゼミナール
誰もが家族の中で誕生することから、私たちはそれを自明のもののように感じがちです。しかし、家族の在り様はそれぞれに異なり、また時代の影響を受けて変化します。家族とは何であるのか、その捉えにくさに挑みつつ、これまでそしてこれからの家族の姿について、ともに考えていきたいと思います。その際、ジェンダーは家族を読み解く鍵概念となります。そこでゼミでは、ジェンダー論における議論を参照しながら進めていきます。
研究テーマ
家族生活における社会関係資本の形成と活用、青少年のセクシュアリティとジェンダー
研究業績等
小宮 信夫
教授
Prof. Komiya, Nobuo, Ph. D.
博士(社会学)
専攻:犯罪社会学
ゼミナール
日本各地や海外に出向いて、子どもや住民に、地域安全マップづくりを指導し、社会貢献します。
研究テーマ
①犯罪機会論(犯罪の機会を与えないことによって犯罪を未然に防止する理論)、②地域安全マップ(犯罪が起こりやすい場所=犯罪者が好む「入りやすく見えにくい場所」を表示した地図)、③レジリエンス(犯罪に誘う困難があっても、それをしなやかに受け止め、したたかに乗り越え、犯罪に走らない力)。
研究業績等
鈴木 健之
教授
Prof. Suzuki, Takeshi, Ph. D.
博士(社会学)
専攻:社会学理論・社会学史・文化社会学
ゼミナール
「まずは現場へ」、「その前に理論を」ということで、ゼミでは様ざまな社会学理論の文献を読み議論します。「イズム(-ism)」の絶対化の帰結は「差別」と「排除」。これに対し「より大きな平等」をめざして、社会学理論(家)がどのような「相対化」を試みてきたのかを考えます。
研究テーマ
①アメリカ社会学史研究、②パートナーシップの歴史・比較社会学的研究、③LGBTの文化社会学的研究
田隝 和久
教授
Prof. Tajima, Kazuhisa
専攻:社会変動論・身体論・政治社会学
ゼミナール
「社会調査」を「絶対的方法」と設定しない社会学を模索します(調査をまったくやらない訳ではありません)。とは言え、リアルな社会や事実から離れたところに社会学は成立し得ません。「調査」を主としない方法として、どのような社会学的アプローチが可能かを、テキスト講読や卒業論文研究を視野に入れたゼミ報告・質疑応答をつうじて、一緒に考えましょう。
研究テーマ
社会的閉塞状況の打破契機を「日常」に見出す
研究業績等
徳山 喜雄
教授
Prof. Tokuyama, Yoshio
専攻:ジャーナリズム論・写真論
ゼミナール
ジャーナリズム論
研究テーマ
ジャーナリズムやビジュアル・ジャーナリズムが果たす社会的な役割について考えています。民主主義社会において表現や言論の自由は必要不可欠な原則です。しかし、それが十分に果たされているとは必ずしもいえません。報道機関によるニュースが情報操作されたり、プロパガンダとして利用されたりすることもあります。先の大戦で は新聞が軍部に翼賛し、悲惨な結果を招きました。そうした点も踏まえ、どうあるべきかを問います。
研究業績等
武井 順介
准教授
Assoc. Prof. Takei, Junsuke
専攻:宗教社会学・社会調査論
ゼミナール
ゼミでは「現代日本(人)の精神性/精神構造の探求」をテーマに「日本人の諸特徴」を様々な事例から検討します。私のゼミは、特定の社会学の分野について学ぶのではなく、あくまでも「社会学的方法」を学ぶ「場」と位置づけていますので、ゼミ生たちの個人研究や卒業論文は、宗教だけでなく多種多様な事象/現象を対象にしています。
研究テーマ
社会集団(主に宗教集団)における価値意識や知識の受容/獲得と共有化について、ライフヒストリー/ライフストーリー研究、地域社会における宗教の役割について、宗教・代替療法・近代医療における「病」や「健康」の意味、日本人の宗教観について
研究業績等
小川 祐喜子
専任講師
Asst. Prof. Ogawa, Yukiko, Ph. D.
博士(社会学)
専攻:社会心理学・相互作用の社会学
ゼミナール
ゼミでは、自明なものについて素朴な疑問を大切にしながら、自己と他者に関連する文献を手がかりにゼミを進めて行きます。身近な社会事象について、疑問を抱き、文献を熟読し、思考し、問題提起を行いながら、共に探究していきましょう。
研究テーマ
若年無業者支援者の現状、新自由主義におけるユースワーク
野呂 一仁
専任講師
Asst. Prof. Noro, Kazuhito
専攻:地域社会学・サービスラーニング論
ゼミナール
演習では身近な地域社会における「協働」をテーマに、そこで生活する人々の様々な協働の型について検討していきます。また、協働を通じて得られる様々な気づきや、その気づきを社会事象に関連付けて考えていく方法について学修していきます。
研究テーマ
地域社会における協働の研究
研究業績等
金澤 良太
特任講師
Asst. Prof. Kanazawa, Ryota
専攻:都市社会学・現代都市論
ゼミナール
ゼミでは、都市において生起している様々な社会問題・社会事象について、政策・制度のあり様をふまえつつ、具体的なデータにもとづいて考えます。都市社会学の視点を身につけ、「恥知らずの折衷主義」(G. Suttles)の精神で、あらゆる方法を駆使して研究を進めましょう。
研究テーマ
①都市再開発と地域社会、②都市政策、③まちづくり、④都市理論
谷岡 謙
特任講師
Asst. Prof. Tanioka, Ken
専攻:社会学 
ゼミナール
ゼミでは、統計学やデータ分析の知識を学びながら、社会学的な議論の仕方について学んでいきます。ゼミとして特定の研究テーマに限定することはせず、データ分析を用いた計量社会学的な研究を行い、先行研究から立てた仮説を学生自身の手で実証していくことを目指します。
研究テーマ
日本社会の変化を社会階層と社会意識の関係の変化から検証する(計量社会意識論)。
研究業績等
佐藤 毅彦
特任教授
Prof. Sato, Takehiko
専攻:図書館情報学
ゼミナール
研究テーマ
電子図書館、図書館制度
研究業績等
堀 純子
特任教授
Asst. Prof. Hori, Junko
ゼミナール
研究テーマ
①社会における情報流通、特に学術情報の流通とその標準化について
②孤独と図書館―図書館の社会的機能について
研究業績等
瀧口 美佳
准教授
Assoc. Prof. Takiguchi, Mika, Ph. D.
博士(文学)
専攻:英語教育・アメリカ文学・文化
ゼミナール
研究テーマ
実践的な英語教育とアメリカの文学作品を思想や文化などの広い視野から研究しています。特に、ピア・ラーニングを活用した英語の授業実践に関心を持っています。皆さんがこれまで学習してきた英語の知識を「使う」経験を通して英語の基礎力をより一層鍛えるとともに、英語を実践的なコミュニケーションツールとして身につけ、興味の幅や世界を広げて学ぶ楽しさを実感してもらいたいと思います。
研究業績等
サミュエル・ローズ
准教授
Assoc. Prof. Samuel Rose
専攻:Integrated Studies
ゼミナール
研究テーマ
In the 1962 book entitled 「The Gutenberg Galaxy: The Making of Typographic Man」, Marshall McLuhan wrote, “The new electronic interdependence recreates the world in the image of a global village.” This comment has proven to be remarkably prescient, and young Japanese university students are indeed living in a global environment. In the Kiso Eigo classes, students will develop necessary international communication skills whilst being exposed to a variety of academic disciplines. These classes not only focus on one’s English speaking ability, they have also been designed to elevate an individual’s self-confidence. Good students will improve their English speaking abilities, but great students will continue on to study the language throughout their academic careers. In many respects, the Kiso Eigo classes represent one of the first steps a young Japanese student will take on his or her journey to becoming a university graduate and a prosperous individual in our “global village.”
研究業績等