2019/06/13
2019年 立正大学大学院文学研究科 日本文化研修
「飯高檀林跡・大原幽学記念館・成田空港 空と大地の歴史館」
2019年の日本文化研修は、飯高檀林跡と近隣の見応えのある博物館を訪れ、中世・近世・近代・現代と時代をかけめぐります。研修先は三箇所です。
最初に訪れるのは、飯高檀林跡です。飯高檀林は、近世より近代までの約300年の間、学問所として栄えたところで、言うまでもなく立正大学のルーツにあたります。実際に現地を訪れ、立正大学の今とのつながりを視野に入れながら、詳しく解説を受けます。
次に、大原幽学記念館と幽学の旧宅など彼の遺跡を訪れます。大原幽学は、江戸時代に農民の教化と農村改革運動を独創的な仕方で指導しましたが、幕府の取り調べを受け、自死に至りました。古文書の実物にも触れながら、幽学の独特の思想・活動とその時代に触れます。
最後に、成田空港・空と大地の歴史館を訪れます。成田空港開設にかかわる歴史は、日本の現代史を語る上でなくてはならないものです。館を見学しながら、死者を出した闘争の経緯、成田空港問題円卓会議による合意形成の試みなどの歴史を学びます。
日帰りとはいえ、貸し切り大型バスを利用しての大規模な研修となり、内容から言ってもまたとない充実した学修となるでしょう。食事込みで参加費は無料です。ご参加ください!