letters_2026_02
79/412

哲学科講 義 コ ー ド 11B5130501 授業形態 講義科 目 名 人間と生死の問題履修前提条件人間とは人の間と記す。これは「間柄」の存在として、人間は様々に関わりながら存在しているということであると同時に、生と死の間を生きる存在であるということである。したがって、生と死に向き合うことは人間存在そのものに向き合うことに他ならないのである。本講義では生と死を真っ直ぐに見据えた上で、それを考える土台となる生命倫理や、日常生活において私たちが遭遇するであろう生死を巡る具体的な諸問題を取上げていく。生命倫理の基本的諸事項を踏まえつつ人間の生と死の諸問題に関して、基本的な概念や知識を説明することができ、多角的な視点で各当事者の思いや考えに配慮することができる。さらに、自らの置かれた状況を把握することができ、自ら考えて判断し、より良い答えを導き出すことができる。教科書を読んで予習復習を行うこと。指定図書や参考図書なども利用して、授業で取り上げる内容について予め把握しておくこと。授業後は、プリントを見直しながらもう一度考えて学びを深め、さらに自分で調べて知識を広めること。中間レポートを作成して提出すること。以上、本科目では60時間の授業外学修を行うこと。【第 1 回】イントロダクション(講義についてなど)【第 2 回】「いのち」について【第 3 回】現代社会における諸問題Ⅰ(水俣病)【第 4 回】現代社会における諸問題Ⅱ(認知症とそのケア)【第 5 回】生命倫理Ⅰ(医の倫理①)【第 6 回】生命倫理Ⅱ(医の倫理②)【第 7 回】生命倫理Ⅲ(生命倫理の成立)【第 8 回】生命倫理Ⅳ(生命倫理の四原則①)【第 9 回】生命倫理Ⅴ(生命倫理の四原則②)【第10回】生命の始まりに関する諸問題Ⅰ(いつから人になるのか)【第11回】生命の始まりに関する諸問題Ⅱ(人工妊娠中絶)【第12回】生命の終わりに関する諸問題Ⅰ(脳死)【第13回】生命の終わりに関する諸問題Ⅱ(臓器移植)授 業 の 目 的到 達 目 標授業外学修内容 ・授業外学修時間数授 業 計 画成績評価の方法 学期末テスト(60%)、中間レポート(15%)、授業への取組み姿勢:リアクションペーパーや課題等(25%)フィードバックの内容 中間レポートに関して、模範解答例・やり方を授業内で解説します。教 科 書 『なぜ生命倫理なのか』朝倉輝一編(大学教育出版)2024年『基礎から学ぶ生命倫理学』村上喜良(勁草書房)2008年、『生命医学倫理』T・L・ビーチャム、J・F・チルドレス(成文堂)1997年、『人生の終わりをしなやかに』浅見昇吾他編(三省堂)2012年、『増補決定版脳死の人』森岡正博(法蔵館)2000年、『見えない死-脳死と臓器移植』中島みち(文藝春秋)1985年『ケアの本質:生きることの意味』ミルトン・メイヤロフ(ゆみる出版)1987年、『ケアの始まる場所』金井淑子・竹内聖一編(ナカニシヤ出版)2015年、『それでも人生にイエスと言う』V・E・フランクル(春秋社)1993年生と死は私たち自身の問題であり、講義の主役は受講者の皆さんです。毎回の講義で、「脳に汗をかく」ほど考え、「心が燃える」ほど感じて下さい。中間レポートは、教科書から出題します。対面講義の場合は、授業に関する質問・相談などを講義後に行います。遠隔講義の場合は、授業に関する質問・相談などは、立正大学の授業支援ツールを用いて行います。講義内で適宜挙手や意見表明の機会を設けて、皆で共有します。また、リアクションペーパーなどに関して、教員からフィードバックの機会を設けます。指 定 図 書参 考 書教員からのお知らせオフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容実践的な教育内容「授業計画」に沿って講義を展開していきますが、これはあくまで計画です。受講者の要望などを勘案して臨機応変に変更もあり得ます。新型コロナウィルスの影響により、遠隔講義となる可能性もあります。遠隔講義となった場合は、各自ネット環境を整備しておいて下さい。遠隔講義となった場合でも、現状でできる範囲のことを精一杯取り組み、皆さんにより良い学びの機会を提供したいと考えています。成績評価に関しては、対面講義と遠隔講義では変更する予定です。その場合は、授業支援ツールにアップします。そ の 他抽 選 の 有 無 なし備 考第2期      担   当   教   員         開   講   期  小館 貴幸― 69 ―

元のページ  ../index.html#79

このブックを見る