― 50 ―講 義 コ ー ド 11B5123001 授業形態 演習科 目 名 哲学演習15履修前提条件プラトンの中期対話篇『パイドロス』を日本語の翻訳をテキストとして講読する。対話という手法やイデア論など、プラトン哲学については、必要に応じて授業の中で扱う。プラトンの哲学をテーマに卒業論文を書く学生のためには、卒業論文を執筆するためのテーマの設定や、テキスト分析、先行研究の読解などのやり方も希望者には具体的に指導する。受講生それぞれが、プラトンの対話篇を毎週読み、議論構成を分析して問題点を明らかにできる。さらに他の受講生とグループで討論する中で、自分が気付かなかった点を確認し、異なる意見にも真摯に耳を傾け、問題点を提起できる力を養う。そして、討論を経て得た考察を個人のノートに記し、最後に対話篇全体を読み直し、ノートを基にレポートを執筆する。また卒業論文執筆までに、テーマを決めて、文献を捜して論を組み立てる準備を行える力を養う。古代ギリシャ語を習得している学生に対しては、ギリシャ語原典の講読についても指導をする。事前学習として、次週扱う対話篇の箇所を予め読み、論点をまとめておく。これを「個人シート」に記入し授業に持参し、グループ討議を行う。「個人シート」は提出するので、電子データあるいは自筆ノートで考察内容を保存して、それらをもとに、レポートを作成する。以上、授業外で60時間以上の学修を行うこと。【第 1 回】はじめに『パイドロス』とは【第 2 回】序章 227a -230e【第 3 回】リュシアスのエロース論 230e-234c【第 4 回】ソクラテスの批判 234c-347b【第 5 回】ソクラテスの第一のエロース論 237b-241d【第 6 回】第一のエロース論の取り消し 241d-243e【第 7 回】ソクラテスの第二のエロース論 243e -257b【第 8 回】幕間 257b-d【第 9 回】弁論術について 259e-274b【第10回】「ものを書くこと」ことについて 274b-277a【第11回】終幕 277a-279c【第12回】レポート構想検討(1)【第13回】レポート構想検討(2)授 業 の 目 的到 達 目 標授業外学修内容 ・授業外学修時間数授 業 計 画成績評価の方法 事前/事後学習 30% グループ討議 20% レポート 50%フィードバックの内容教 科 書 『パイドロス』プラトン(藤沢令夫訳)(岩波書店(文庫))1967『プラトンの哲学』藤沢令夫(岩波書店)1998、『プラトンとの哲学―対話篇をよむ』納富信留(岩波書店)2015、『プラトン入門』R.S. ブラック(岩波書店)1992、『パイドロス』プラトン(條靖弘訳)(京都大学学術出版会)2018指 定 図 書参 考 書教員からのお知らせ事前学習を前提に授業を進めます。事前に対話篇を読み、ポイントと問題点を把握しておかないと、有意義な議論はできません。前回の考察をふりかえる事後学習、そして次回の事前学習をする習慣を身につけましょう。本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。場所 研究室2号館1202事前に stasaka@ris.ac.jp にメールをください。他の時間帯を希望する場合もメールで相談に応じますまた、OpenMLS のメッセージ機能でも受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。オフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容 意見共有、能動的な授業外学修など実践的な教育内容 古代ギリシャ語を習得している学生に対しては、ギリシャ語原典の講読についても指導をする。プラトンの哲学をテーマに卒業論文を書く学生には、卒論計画書の作成法を指導します。古代ギリシャ語を習得している学生に対しては、ギリシャ語原典の読解についても指導をします。プラトンの哲学をテーマに卒業論文を書かない受講生に対しても、卒論テーマや参考文献の選定など一般的なガイダンスを行います。卒業論文執筆の良い準備となることを願っています。そ の 他抽 選 の 有 無 なし備 考第1期 担 当 教 員 開 講 期 田坂 さつき
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