― 46 ―講 義 コ ー ド 11B5122401 授業形態 演習科 目 名 哲学演習9履修前提条件カントは、彼の批判哲学の基礎を置いた『純粋理性批判』を1781年に公刊したとき、すでに齢五十七歳であった。その後彼は『実践理性批判』、『判断力批判』を次々に公刊し、いわゆる批判哲学の体系を提示した。だが、そもそも「批判」とは「体系」としての「形而上学」の基礎づけであり、『純粋理性批判』は「自然の形而上学」を基礎づけ、『実践理性批判』は「人倫〔道徳〕の形而上学」を基礎づけるというのがカントの哲学的プログラムであった。当面「人倫の形而上学」に関しその行方を尋ねるとき、1797年、実に齢七十三歳になってカントが公刊した『人倫の形而上学』その第一部「法論の形而上学的原理」に行き当たる。この演習では、熊野純彦氏の新訳によって『人倫の形而上学』第一部の「序文」ならびに「序論」を読むことによって、純粋理性の原理に基づく形而上学的な政治哲学という、カントが後代に残した偉大な遺産に親しむ機縁としたい。カントのテクストの読解をつうじて、西洋哲学へのなにがしかの理解を得ることができる。授 業 の 目 的到 達 目 標この科目では、以下のような作業をして60時間以上の授業外学修を行なうこと。すなわち、各回に読むテクストの該当箇所を下読みして、理解できない点を明確にし、必要に応じて質問できるようにして授業を受けること。授業後には、授業の内容を念頭に置きながら、該当箇所を反復読み、自分なりのまとめを執筆すること。【第 1 回】イントロダクション【第 2 回】『人倫の形而上学』「序文」を読む【第 3 回】同「人倫の形而上学への序論」を読む(1)【第 4 回】同上(2)【第 5 回】同上(3)【第 6 回】同上(4)【第 7 回】同上(5)授業外学修内容 ・授業外学修時間数授 業 計 画成績評価の方法 期末のレポート60%、平常点40%により総合的に評価する。フィードバックの内容 小テストを行なった場合には、模範解答を示す。教 科 書 『人倫の形而上学 第一部 法論の形而上学的原理』カント(岩波書店)2024年指 定 図 書 とくになし。参 考 書 『理性の劇場 カントとドイツ観念論』加藤尚武(編)(中央公論新社)2007年教員からのお知らせ 適宜質問や討論の時間を設けるつもりですので、積極的に発言して哲学的な体験を深めるようにしてください。オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容 意見共有、能動的な授業外学修など実践的な教育内容テクストをもたない者(家へ忘れてきた場合を含む)の授業への参加を認めません。また、理由なく授業に遅刻して来た者は出席扱いにしません。そ の 他講 義 コ ー ド 11B5122501 授業形態 演習科 目 名 哲学演習10履修前提条件カントは、彼の批判哲学の基礎を置いた『純粋理性批判』を1781年に公刊したとき、すでに齢五十七歳であった。その後彼は『実践理性批判』、『判断力批判』を次々に公刊し、いわゆる批判哲学の体系を提示した。だが、そもそも「批判」とは「体系」としての「形而上学」の基礎づけであり、『純粋理性批判』は「自然の形而上学」を基礎づけ、『実践理性批判』は「人倫〔道徳〕の形而上学」を基礎づけるというのがカントの哲学的プログラムであった。当面「人倫の形而上学」に関しその行方を尋ねるとき、1797年、実に齢七十三歳になってカントが公刊した『人倫の形而上学』その第一部「法論の形而上学的原理」に行き当たる。この演習では、熊野純彦氏の新訳によって『人倫の形而上学』第一部の「法論・第一部 私法」を読むことによって、純粋理性の原理に基づく形而上学的な政治哲学という、カントが後代に残した偉大な遺産に親しむ機縁としたい。カントのテクストの読解をつうじて、西洋哲学へのなにがしかの理解を得ることができる。授 業 の 目 的到 達 目 標この科目では、以下のような作業をして60時間以上の授業外学修を行なうこと。すなわち、各回に読むテクストの該当箇所を下読みして、理解できない点を明確にし、必要に応じて質問できるようにして授業を受けること。授業後には、授業の内容を念頭に置きながら、該当箇所を反復読み、自分なりのまとめを執筆すること。【第 1 回】イントロダクション【第 2 回】「法論第一部 私法」第一篇を読む(1)【第 3 回】同上(2)【第 4 回】同上(3)【第 5 回】同上(4)【第 6 回】「法論第一部 私法」第二篇を読む(1)【第 7 回】同上(2)授業外学修内容 ・授業外学修時間数授 業 計 画成績評価の方法 期末のレポート60%、平常点40%により総合的に評価する。フィードバックの内容 小テストを行なった場合には、模範解答を示す。教 科 書 『人倫の形而上学 第一部 法論の形而上学的原理』カント(岩波書店)2024年指 定 図 書 とくになし。参 考 書 『理性の劇場 カントとドイツ観念論』加藤尚武(編)(中央公論新社)2007年教員からのお知らせ 適宜質問や討論の時間を設けるつもりですので、積極的に発言して哲学的な体験を深めるようにしてください。オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容 意見共有、能動的な授業外学修など実践的な教育内容そ の 他テクストをもたない者(家へ忘れてきた場合を含む)の授業への参加を認めません。また、理由なく授業に遅刻して来た者は出席扱いにしません。抽 選 の 有 無 あり備 考【第 8 回】『人倫の形而上学』「法論への序論」を読む(1)【第 9 回】同上(2)【第10回】同上(3)【第11回】同上(4)【第12回】同上(5)【第13回】同上(6)抽 選 の 有 無 あり備 考【第 8 回】同上(3)【第 9 回】同上(4)【第10回】「法論第一部 私法」第二篇を読む(1)【第11回】同上(2)【第12回】同上(3)【第13回】同上(4)第1期第2期 担 当 教 員 開 講 期 湯浅 正彦 担 当 教 員 開 講 期 湯浅 正彦
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