講 義 コ ー ド 11B5121801 授業形態 演習科 目 名 哲学演習3履修前提条件本演習では、ヒトとは何か、ヒトだけが理解できる意味について考える。そのための手がかりとして、ヒトとチンパンジーの違い、行為論、物語論、認知言語学に焦点を当てる。様々な思想を理解することによって、「ヒトとは何か」を明らかにすることが、本演習の目的である。「ヒトとは何か」について自分なりの回答に至ること。授 業 の 目 的到 達 目 標レポート作成などのために、各回の授業内容の予習、復習など、授業外に計60時間の学修を行うこと。授業外学修内容 ・授業外学修時間数【第 1 回】授業の予定、進め方。ヒトとは何か?【第 2 回】チンパンジーの知的能力【第 3 回】トマセロの仮説と他者の意図【第 4 回】ヒトにのみ固有な能力としての「距離を空ける」授 業 計 画【第 5 回】アンスコム『インテンション』意図とは何か【第 6 回】観察によらない知識としての実践的知識ハイデガー【第 7 回】『美徳なき時代』における物語による「誰」の理解ンン授業の予定は、学生の理解度によって、適宜変更される場合がある。成績評価の方法 授業への参加姿勢(50%)および最終レポート(50%)で、授業内容の理解度およびそれを応用する思考力を評価する。フィードバックの内容 授業内で出た質問について、教員が直接回答する。教 科 書 『チンパンジーは、なぜ「教え」ないのか』木村史人(晃洋書房)2025『意味と他者性』大澤真幸(勁草書房)1994、『美徳なき時代』マッキンタイア(みすず書房)1993、『物語としての歴史』アーサー・C・ダント(国文社)1989、『存在と時間』ハイデガー著 熊野純彦訳(岩波文庫)2013、『想像するちから―チンパンジーが教えてくれた人間の心』松沢哲郎(岩波書店)2011、『インテンション 行為と実践知の哲学』アンスコム著 柏端達也訳(岩波書店)2022、『心とことばの起源を探る(シリーズ認知と文化4)』マイケル・トマセロ著 大堀壽夫訳(勁草書房)2006、『コミュニケーションの起源を探る(ジャン・ニコ講義セレクション 7)』マイケル・トマセロ著(勁草書房)2013、『物語としての歴史-歴史の分析哲学』アーサーC. ダント著(国文社)1989、『ことばと思考(岩波新書)』今井むつみ(岩波書店)2010指 定 図 書参 考 書教員からのお知らせ 私が2025年に出版した本を教科書にした授業となります。よろしくお願いいたします。本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、OpenLMS 等でも受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。オフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容 講義の内容を基に、グループワークを行います。実践的な教育内容そ の 他講 義 コ ー ド 11B5121901 授業形態 演習科 目 名 哲学演習4履修前提条件本講義では、現代社会における「生きづらさ」について考える。そのための手がかりとして現代における「差別」や「ひきこもり」を、第1期の「哲学演習3」で取り扱った、木村史人著『チンパンジーは、なぜ「教え」ないのか』で解明した、「意味」の構造から考える。物語としての意味から「生きづらさ」の正体を明らかにすることが、本講義の第一の目的である。「生きづらさ」や「差別」、「ひきこもり」について自分なりの理解を得たうえで、自分なりの解決策を提案できるようになること。課題提出・レポート作成などのために、各回の授業内容の予習、復習など、授業外に計60時間の学修を行うこと。授 業 の 目 的到 達 目 標授業外学修内容 ・授業外学修時間数【第 1 回】授業の予定、進め方。【第 2 回】世間と空気① 世間とは何か【第 3 回】世間と空気② 空気の性格【第 4 回】贈与① 贈与とは何か【第 5 回】贈与② 贈与から貨幣へ【第 6 回】贈与③ 貨幣による近代的自我の成立【第 7 回】差別① 差別の定義ンン授業の予定は、学生の理解度によって、適宜変更される場合がある。授 業 計 画成績評価の方法 授業への参加姿勢(50%)および最終レポート(50%)で、授業内容の理解度およびそれを応用する思考力を評価する。フィードバックの内容 課題の回答について、授業内で教員がコメントする。教 科 書 『チンパンジーは、なぜ「教え」ないのか』木村史人(晃洋書房)2025『意味と他者性』大澤真幸(勁草書房)1994、『ネット右翼とは何か』樋口直人他(青弓社)2019、『友だち地獄』土井隆義(筑摩書房)2008、『教室内(スクール)カースト』鈴木翔(光文社新書)2012、『対抗言論 反ヘイトのための交差路 1号 :ヘイトの時代に対抗する』杉田俊介他(法政大学出版局)2019、『社会的ひきこもり 終わらない思春期』齋藤環(PHP 新書)1998、『「空気」の研究』山本七平(文春文庫)2018、『「ひきこもり」経験の社会学』関水徹平(左右社)2016、『「ひきこもり」だった僕から』上山和樹(講談社)2001、『学問と「世間」』阿部謹也(岩波新書)2001『社会はなぜ左と右にわかれるのか―対立を超えるための道徳心理学』ジョナサン・ハイト(紀伊國屋書店)2014、『「差別はいけない」とみんないうけれど。』綿野恵太(平凡社)2019、『キャラクター精神分析 :マンガ・文学・日本人』齋藤環(ちくま文庫)2014指 定 図 書参 考 書教員からのお知らせ 授業ではプリントを配布するため、特定の教科書を使用することありません。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、OpenLMS 等でも受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。アクティブ・ラーニングの内容 講義の内容をもとに、グループワークを行います。実践的な教育内容そ の 他こと② 道具とは何か?抽 選 の 有 無 なし備 考【第 8 回】物語文による「意図」と「誰」の捉え直し【第 9 回】「二重の否定の体系における二重の否定」としての【第10回】意味の習得における「否定」の機能【第11回】〈他者〉の成立と「求心化-遠心化作用」【第12回】「第三者の審級」による権威の生成。【第13回】授業の振り返り。最終レポート提出。抽 選 の 有 無 なし備 考【第 8 回】差別② 悪質な差別【第 9 回】差別③ 無意識・自動的な差別【第10回】ひきこもり① ひとはなぜひきこもるのか?【第11回】ひきこもり② ひきこもりはいかに解決するのか?【第12回】ひきこもり③ 〈他者〉の必要性【第13回】振り返り・レポートの提出第1期第2期 担 当 教 員 開 講 期 木村 史人意味 担 当 教 員 開 講 期 木村 史人― 44 ―
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