講 義 コ ー ド 11B5120801 授業形態 講義科 目 名 近代哲学史1履修前提条件この授業は、哲学専攻の学生を対象として実施する。今年度は『現代の古典カント』をテキストとし、これを解説しながら授業を進める。ヨーロッパ近代の哲学は、科学革命、近代市民社会形成、さらに神学との対決を背景としている。その点を念頭に、カント哲学を中心に、イギリス経験論(ロック、ヒュームなど)と大陸の合理論(デカルト、スピノザなど)の基本特徴をも概観するのが本講義の目的である。17世紀と18世紀のヨーロッパ哲学の概要を理解すること。ならびに今日におよぶその影響を理解すること。カントは哲学の問いを四つ掲げ、それに応答したが、これをもとに「哲学」というものの全体像を知ること。授業に即したレポート(Open LMS 利用)を数回提出してもらうが、この課題処理に10時間。テキスト『現代の古典カント』の読書に50時間。全体として、授業以外の学修は最低60時間以上行なうこと。【第 1 回】 テキスト『現代の古典カント』の紹介、ならびに「近代哲学史」とはどういうものかについて。ン「イギリス経験論」と「大陸の合理論」の基本特徴、ならびに「哲学史観」の問題について。【第 2 回】 「啓蒙」について、ならびにデカルトの形而上学【第 3 回】 「啓蒙」について、ならびにジョン・ロックの知識論【第 4 回】 形而上学の危機とカントの批判【第 5 回】 カントの理論哲学 1物自体と現象【第 6 回】 カントの理論哲学 2感性と悟性【第 7 回】 カントの理論哲学 3悟性と理性【第 8 回】 カントの実践哲学 1存在と当為【第 9 回】 カントの実践哲学 2自然と自由【第10回】 カントの実践哲学 3定言命法【第11回】 カントの目的論 1客観的合目的性【第12回】 カントの目的論 2主観的合目的性【第13回】 まとめ授 業 の 目 的到 達 目 標授業外学修内容 ・授業外学修時間数授 業 計 画課題を出して「レポート」を提出しもらいますが、それによって平常点として50点。最後に小試験を実施する予定ですが、それで50点。両者の合計で評価します。成績評価の方法フィードバックの内容 提出物を確認し、必要に応じて返答します。教 科 書 『現代の古典カント』シュネーデルバッハ(未知谷)2023年11月指 定 図 書参 考 書教員からのお知らせ テキストは必須ですが、各自購入してください。通常価格は3300円(消費税込み)です。オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容 授業内容を文章としてまとめ、レポートとして提出(Open LMS 利用)することを数回求める。実践的な教育内容そ の 他 とくになし講 義 コ ー ド 11B5120901 授業形態 講義科 目 名 近代哲学史2履修前提条件本授業では、アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドを中心に、近代哲学史の流れを追う。ホワイトヘッドは、哲学史のメインストリームから外れたマイナーな哲学者だが、「有機体の哲学」と名づけられた壮大な宇宙論的形而上学理論を構築した。彼が先行する哲学者の考えをどのように取り入れ、自らの哲学を構築したのか、そして彼の関係重視の理論がどのように受け入れられていったのかを概観する。・授業で扱われた哲学理論について、自分の言葉で整理して理解できるようになること。・授業で扱われた哲学理論に対して、自分の主張を説得的に展開できるようになること。授業内で紹介する資料を読み込み、自分の言葉で整理し、理解を深める(計60時間)授 業 の 目 的到 達 目 標授業外学修内容 ・授業外学修時間数【第 1 回】導入【第 2 回】ホワイトヘッド以前1―デカルト【第 3 回】ホワイトヘッド以前2―ロック、ヒューム【第 4 回】ホワイトヘッド以前3―カント【第 5 回】ホワイトヘッド1―ホワイトヘッド形而上学の概要【第 6 回】ホワイトヘッド2―改良された主観主義的原理、象徴作用【第 7 回】ホワイトヘッド3―社会、宇宙時代、生命【第 8 回】ホワイトヘッド4―真、美、芸術、冒険【第 9 回】ホワイトヘッド5―平安と神【第10回】ホワイトヘッド以後1―ラトゥール【第11回】ホワイトヘッド以後2―ハラウェイ【第12回】ホワイトヘッド以後3―ハーマン【第13回】総括レポート100%レポートでは、「到達目標」で掲げた2点について到達度を確認する。毎回、授業内でコメント投稿システム(Google フォーム、Twitch)をもちいて、コメントや質問を投稿してもらう。つぎの回の冒頭に、それらに対して講師が応答する。授 業 計 画成績評価の方法フィードバックの内容教 科 書指 定 図 書『暗黒の形而上学―触れられない世界の哲学』飯盛元章(青土社)2024、『連続と断絶―ホワイトヘッドの哲学』飯盛元章(人文書院)2020、『過程と実在(上)』アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド(松籟社)1984、『過程と実在(下)』アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド(松籟社)1985参 考 書教員からのお知らせ 授業内容に関心があり、積極的に参加する意思のある学生の履修を歓迎します。オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容 意見共有、能動的な授業外学修など実践的な教育内容そ の 他抽 選 の 有 無 あり備 考抽 選 の 有 無 なし備 考第1期第2期 担 当 教 員 開 講 期 長倉 誠一 担 当 教 員 開 講 期 飯盛 元章― 36 ―
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