文学科日文コース講 義 コ ー ド 11B8132001 授業形態 講義科 目 名 映像文化研究2履修前提条件スマートフォンは、ビデオカメラと通信機器が融合したコミュニケーションツールである。これにより映像メディアは人類史上かつてなくありふれたものとなり、私たちを取りまくコミュニケーションは激変している。しかし、映像は他者と一体何を共有するのか、あなたは考えたことはあるだろうか。映像を単なる娯楽や技術的側面からではなく文化事象として捉え、人間自身を探求する芸術および文化人類学/民俗学の視座から議論する。映像の読解・構成・共有について学び、表現力を養うことができる。映し出された事象の異質性と、背景に潜む普遍性を理解し、語れる能力を身につけることができる。視聴者を飽きさせない仕掛けや過剰な解説のあるものとは異なる流儀で制作された映像を読解し、文化を深く理解するのに必要な根気と情熱を養うことができる。◉映画、映像作品視聴(ドキュメンタリー映画、民族誌映像、ドキュメンタリー番組等の視聴と、鑑賞ノート記入)=20時間。◉授業予習(授業内で予告する関連情報のネット検索、予備調査等)=15時間。◉講義リアクションペーパー作成=26時間。◉合計60時間以上の学修を行う。【第 1 回】イントロダクション:「映像とはなにか、民族誌とはなにか」【第 2 回】映像史を映像で学ぶ:映画の黎明「動く画、シンクロする音」【第 3 回】表現行為を映像で学ぶ:音文化/アート「身の回りの音を使う」【第 4 回】表現行為を映像で学ぶ:音文化/アート「身の回りの音を聴く」【第 5 回】表現行為を映像で学ぶ:音楽「音楽の生まれるとき、ところ」【第 6 回】見えないものを共有する映像:「唄の心、土地の記憶」【第 7 回】民俗/民族文化を映像で学ぶ:人生と儀礼「通過儀礼」【第 8 回】民俗/民族文化を映像で学ぶ:暦的・記念的な儀礼「農耕儀礼と年中行事」【第 9 回】民俗/民族文化を映像で学ぶ:日本列島における信仰の変容1「神仏習合」【第10回】民俗/民族文化を映像で学ぶ:日本列島における信仰の変容2「キリスト教の受容」【第11回】民俗/民族文化を映像で学ぶ:共感と治癒の儀礼「シャーマニズムから見た脳と心」【第12回】民俗/民族文化を映像で学ぶ:手仕事と文化継承1【第13回】民俗/民族文化を映像で学ぶ:手仕事と文化継承2ンン(※)各回とも映像資料の視聴を中心とする。参照するのは映像、音文化、音楽をテーマにしたもの、および、日本列島、南西諸島、アジア諸地域を中心とした祭礼や年中行事などが中心である。一般に公開された映画、放映されたテレビ番組などから厳選する。担当教員の制作した作品も取り上げる。授 業 の 目 的到 達 目 標授業外学修内容 ・授業外学修時間数授 業 計 画成績評価の方法 毎回のリアクションペーパー50%、期末レポート50%毎回のリアクションペーパーを作成し次回授業前日までに Classroom に提出する。独創的なものは授業で取り上げ議論したい。映像は、文章と同様に読解・編集・共有が必要なメディアであることから、文章によって映像自体を考察することも重要な学修である。フィードバックの内容教 科 書 指定しない。必要な文字資料は講義ノート(レジュメ)を毎回配付する。指 定 図 書 指定しない。参 考 書『音と耳から考える - 歴史・身体・テクノロジー』細川周平編著(アルテスパブリッシング)2021、『音と耳から考える - 歴史・身体・テクノロジー電子版』細川周平編著(https://artespublishing.com/news/otomimi_ebook/)2023①映像・音響で自分の思考や感覚を表現し他者と共有し議論すること。②国内外を問わず旅をすること。③各自の関心のもとフィールドワークを行いその創造性を体感すること。教員からのお知らせオフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、授業終了後、支障がない範囲での教室周辺および講師室にて対応する。アクティブ・ラーニングの内容 能動的な授業外学修担当教員は、フィールドワークに基づく民族誌映画の制作者として実務経験がある。映像と人間の関係および、映像と文化人類学の理論と実践における課題、可能性について解説する。授業運営には、GoogleClassroom を利用する。GoogleClassroom の「2026 映像文化研究2」授業に参加すること。招待コード、リンクは初回授業の前にポータルサイトに掲示する。実践的な教育内容そ の 他抽 選 の 有 無 あり備 考第2期 担 当 教 員 開 講 期 春日 聡― 319 ―
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