letters_2026_02
327/412

文学科日文コース講 義 コ ー ド 11B8131301 授業形態 講義科 目 名 イメージと文学1履修前提条件〈イメージ〉という語は、何かの漠然とした「印象」を指すこともあれば、何かの姿かたち(視覚的な像)を指すこともある、拡がりのある概念である。本授業では、〈イメージ〉の概念の拡がりを、五感との関係から考察する前半部分と、写真とことばの関係を考える後半部分で構成する。全体を通じて、対象について、言葉によって概念的に把握することと、像によって直感的に把握することとの相違と共通点について理解を深めることを目的とする。映像と言語が相互にいかに関わっているか、具体的な例を通じて学び、この問題に対してどのような論点があり得るか、包括的な知識を得る。映像の技術史を概観し、個別の作家・作品論へと応用できる基礎的知識を得る。比較芸術論の考え方を学ぶことで、映像作品を総合的に捉え、批判的に観賞する能力を身につける。この授業では、授業外に60時間以上の学修を求めます。授業中に示す参考文献に目を通したり、積極的に都内の映画、演劇、展覧会を観に行くことで授業内容への理解を深めてください。【第 1 回】ガイダンス―〈イメージ〉とは何か【第 2 回】言語とイメージの関わり―比較芸術論の観点から【第 3 回】外界の受容・認識1―五感と情報【第 4 回】外界の受容・認識2―五感とことば【第 5 回】現象世界のなかで1―景観論・庭園論【第 6 回】現象世界のなかで2―自然景観と芸術【第 7 回】概念としての〈イメージ〉・〈像〉・〈映像〉【第 8 回】日本のピクトリアリズム―映像とこころ【第 9 回】新興写真--未知との出会い【第10回】映像とことば1―報道写真・名取洋之助【第11回】映像とことば2―土門拳【第12回】映像とことば3--中平卓馬【第13回】まとめ・テストに向けて総復習授 業 の 目 的到 達 目 標授業外学修内容 ・授業外学修時間数授 業 計 画成績評価の方法 毎回の授業後に提出するリアクション・ペーパー(50%)及び期末試験(50%)によって評価する。フィードバックの内容 適宜、リアクション・ペーパーに対するコメントを授業中でおこなう。教 科 書指 定 図 書 『寺山修司の写真』堀江秀史(青土社)2020、『デザイン化される映像』堀江秀史ほか(フィルムアート社)2014参 考 書教員からのお知らせ ※指定図書は、参考までです。授業において直接は扱いません。資料を配りますので、購入は必須ではありません。本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。メール受付も可。授業時間内に指示。オフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容 毎回の授業後にフォームスによるアンケートを実施します。それに対して、次回授業で応答します。実践的な教育内容そ の 他講 義 コ ー ド 11B8131501 授業形態 講義科 目 名 仏教文学史1履修前提条件時代の思潮や作者・編者の宗教思想から古典文学諸作品の成立を考える。主に、歴史や宗教の一大変革期であった中古~中世に成立した思想性豊かな作品に焦点をあてて講義を進める。仏教文学を学ぶ上での基礎に位置する講義。末法濁世の認識の下、日々に湧出する迷妄に苦しみながらも自己の存在を凝視し、自己のあるべき姿を模索し続けた人々の「生を追及する姿」を作品中に探る。この講義では、古典文学諸作品の成立に仏教思想が深く関わっていた事実を知ることができる。仏教思想が反映された作品を読解することで、思想的側面から人間の「生」のあり方を考える。講義では、主に古典文学作品を対象とするが、宮澤賢治などの近代文学者の作品も扱うため、近代文学と宗教思想の関係も知ることができる。現代人が、いわゆる「文学」と認識している作品の成立に宗教思想がどのように影響・反映しているかを講義するため、思想面から作品の成立を考えてみようとする姿勢が必要。日本仏教思想史や仏教文学関連の入門書を読むことで講義がより理解しやすくなる。予習の時間を含め、60時間以上の授業外学修を行うこと。【第 1 回】文学作品と時代認識【第 2 回】文学作品と仏教思想(宮澤賢治と『法華経』)【第 3 回】仏教説話集の編纂意識-教化と結縁-【第 4 回】『日本霊異記』の説話と思想【第 5 回】愛と愛欲の説話 その①【第 6 回】愛と愛欲の説話 その②【第 7 回】末法思想と『往生要集』授 業 の 目 的到 達 目 標授業外学修内容 ・授業外学修時間数授 業 計 画試験もしくはレポート70%、授業への取り組み姿勢(質疑応答・課題提出など)30%で評価する。到達目標に記載した内容について、先行研究をふまえ、小論文形式で論述できることを試験(レポート)の評価基準とする。毎回の講義内容に対する質問や意見を所定の用紙(リアクションペーパー)に記入し、それに対する回答を翌週の講義にて行う。試験前には事前に問題を提示し、調べ方や書き方の指導を行う。成績評価の方法フィードバックの内容教 科 書 なし指 定 図 書 なし参 考 書 授業内で指示する教員からのお知らせ教科書は使用せず、適宜配布するプリントを用いて講義を進める。そのため、毎回出席することが重要。講義内容を暗記するのではなく、作品の正確な読み取りにもとづく疑問や問題意識をもってもらいたい。本講義に関する質問や意見などには、講義終了後に提出する質問・意見カード(リアクションペーパー)にもとづき、翌週の講義時間内・時間外に教室で対応する。オフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容 教員からのフィードバックによる振り返り。実践的な教育内容そ の 他 なし抽 選 の 有 無 あり備 考抽 選 の 有 無 あり備 考【第 8 回】『往生要集』の思想と構成【第 9 回】不浄観思想と文学  その①(『往生要集』など)【第10回】不浄観思想と文学 その②(『閑居友』など)【第11回】不浄観思想と文学 その③(『閑居友』『発心集』【第12回】無常観思想と文学 その①(『往生要集』など)【第13回】無常観思想と文学 その②(『徒然草』『方丈記』第1期第1期      担   当   教   員         開   講   期  堀江 秀史      担   当   教   員         開   講   期  谷山 俊英など)など)― 317 ―

元のページ  ../index.html#327

このブックを見る