文学部開設科目― 15 ―講 義 コ ー ド 11B4132401 授業形態 講義科 目 名 地域と出版履修前提条件「出版」とは地域に結びついたオルタナティブな性質をもつメディアであるが、近年はデジタル化やグローバル化の波にさらされ、大きな変容を迫られている。本講義では、現在の出版界の前史となる1945年から1970年という時代に着目する。その時代の出版や映画というメディアが「中央」のメディアとせめぎ合いながら推移していく姿を通して、混迷する現在のメディア状況を理解していく。1.出版という脱中心的なオルタナティブ性をもったメディアにおける言論の展開を、「地域」そして戦後の「論壇」さらに映画表象などの様相から理解できるようになる。2.戦後日本のメディア界の在り方について、技術、情報、文化、社会などの相関から理解し、自らの言葉で説明、定義できるようになる。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。予習:各回の授業で講読する文献の指定箇所をしっかりと読んでおくこと。復習:授業で論じられた内容を改めて反復し、リアクションペーパーを作成すること。【第 1 回】イントロダクションン -授業の概要説明ン -現在の日本の出版界が置かれている状況【第 2 回】「総合雑誌」の時代:雑誌『世界』を中心に(『論壇の戦後史』序章~第2章)【第 3 回】戦後混乱期の「論壇」(『論壇』第3章)【第 4 回】平和問題談話会(『論壇』第4章)【第 5 回】『世界』の時代(『論壇』第5章)【第 6 回】政治の季節(『論壇』第6章)【第 7 回】高度成長(『論壇』第7章)【第 8 回】『朝日ジャーナル』の時代(『論壇』第8章)【第 9 回】「ポスト戦後」の時代(『論壇』終章)【第10回】オルタナティブな出版状況(1):音楽雑誌を中心に【第11回】オルタナティブな出版状況(2):若者雑誌を中心に【第12回】戦後日本のメディア状況概観:映画を中心に【第13回】学期まとめ:地域という概念と出版というメディア授業のリアクションペーパー(40%)、期末レポート(40%)、授業の取り組み姿勢(20%)から総合的に評価する。また到達目標に記載の内容について、テキストや授業の説明の内容を踏まえて、具体的な事例などを挙げながら自らの言葉でリアクションペーパーやレポートを論述できることを評価基準とする。授 業 の 目 的到 達 目 標授業外学修内容 ・授業外学修時間数授 業 計 画成績評価の方法フィードバックの内容 リアクションペーパーに対する講評を原則として翌週の授業内冒頭にて行う。教 科 書 『増補論壇の戦後史』奥武則(平凡社)2018指 定 図 書参 考 書 『日本映画史110年』四方田犬彦(集英社)2014出版についての特別な予備知識は必要ありません。現在の出版界がどのような経緯を経て今に至っているのか、そのプロセスを問うつもりで臨んでください。本授業に関する質問や相談は、授業前後の他の授業に支障がない範囲で、また WebClass のメッセージ機能などを通じて受け付けます。授業やテキストの内容についての意見共有や議論、リアクション・ペーパーについての教員からのフィードバックによる振り返り、さらにレジュメ作成などの能動的な授業外学修を行います。教員からのお知らせオフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容実践的な教育内容そ の 他抽 選 の 有 無 あり備 考第1期 担 当 教 員 開 講 期 山崎 隆広
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