史学科講 義 コ ー ド 11B6130601 授業形態 講義科 目 名 日本史特講6履修前提条件古代・中世の中央権力(在畿内・関東)にとり、重要な政治課題のひとつに奥羽(陸奥・出羽)統治があった。当講義では、中世各期における奥羽の内部状況とともに、中央権力との関係を軸に考えていく。また、統治機構の面のみにとらわれず、絶え間ない人的・物的交流にも目を配っていく。1.陸奥・出羽両国における武家領主権力の特色を、相互の共通点・相違点とともに理解できる。2.各時代における陸奥・出羽両国の政治的位置づけを、中央権力との関係とあわせて全国的視野のもとで理解できる。・60時間以上の授業外学修をおこなうこと。下記参考書や OpenLMS に示す概説書などをとおして時代の概要をあらかじめ理解し、さらに授業各回で紹介する文献に接することで復習に努めてもらいたい。・古文書に関わる授業を前もって履修し、基礎知識にふれておくことが望ましい。【第 1 回】前九年合戦・後三年合戦と奥州藤原氏【第 2 回】鎌倉幕府による奥羽制圧とその支配【第 3 回】南北朝の動乱と奥羽【第 4 回】室町時代の奥羽とその統治機構【第 5 回】中世奥羽の人々の移動(旅と宗教活動)【第 6 回】津軽海峡をめぐる地域史【第 7 回】戦国時代の奥羽大名①永正~天文年間の内乱授 業 の 目 的到 達 目 標授業外学修内容 ・授業外学修時間数授 業 計 画成績評価の方法・授業への取り組み姿勢(リアクションペーパー)48%・定期試験 52%フィードバックの内容 リアクションペーパー等で寄せられた重要な質問には、以降の授業ないし個別に回答していく。教 科 書指 定 図 書『日本の歴史12 室町人の精神』桜井英治(講談社)2001、『日本の歴史13 一揆と戦国大名』久留島典子(講談社)2001、『日本の歴史15 織豊政権と江戸幕府』池上裕子(講談社)2002、『日本の中世11 戦国乱世を生きる力』神田千里(中央公論新社)2002、『日本の中世12 村の戦争と平和』坂田聡・榎原雅治・稲葉継陽(中央公論新社)2002、『日本中世の歴史6 戦国大名と一揆』池享(吉川弘文館)2009、『日本中世の歴史7 天下統一から鎖国』堀新(吉川弘文館)2010・事前に OpenLMS 上へアップロードしたレジュメをもとに講義します。・授業中、参考資料を適宜映写して提示します。・板書はしません。参 考 書教員からのお知らせオフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容 リアクションペーパーを活用します。実践的な教育内容そ の 他講 義 コ ー ド 11B6131001 授業形態 講義科 目 名 日本史特講10履修前提条件世界史的にも特徴的な日本の近世封建社会、成立から1世紀を経る頃になると、社会全体にひずみ(矛盾)が顕著に現れ、修正(=改革)が必要となった。本講義では、その政治的・社会的背景を考えていく。1720~40年代に行われた所謂「享保改革」期を中心に、政治・政策のみならず、社会の基盤であった農村と農民、都市(町)と町民の動きなどにも視点をあて、日本歴史上の転換期の意味を考えることを目的とする。日本近世封建社会の特色を検証しつつ、そこからどのような矛盾が生まれ展開していったか、それに対して幕府はどのような修正(改革)を試みたのか、そのことで後にどのような影響をもたらしたか。「享保改革」を通して日本近世社会の理解を深めるとともに、歴史の連続性と非連続性を視る力を養うことを目標とする。幅広く行われた所謂「享保改革」の諸政策について、いくつかの概説書・研究書を読んで学習すること。その学習の予習・復習で40~50時間以上を必要とする。配布資料の予習(調べ)、復習、まとめる学習で40時間以上を要する。【第 1 回】ガイダンス 日本近世封建社会の基本【第 2 回】近世封建社会の再生産構造と矛盾【第 3 回】新井白石の改革と社会の変化【第 4 回】近世封建社会の矛盾と徳川吉宗政権の成立【第 5 回】「享保改革」と倹約政策【第 6 回】人材登用と大岡忠相【第 7 回】幕府勘定方の改変と年貢収納高の変遷授 業 の 目 的到 達 目 標授業外学修内容 ・授業外学修時間数授 業 計 画成績評価の方法 筆記試験(小レポート作成を含む)70%、授業への取り組みで30%。できる限り授業中に質問時間を設けて応じていきます。皆さんの疑問・質問の中から「享保改革」について学び、考えられたら良いと思います。フィードバックの内容教 科 書 『徳川吉宗』辻達也(吉川弘文館)1985年指 定 図 書『幕藩体制の展開と動揺(上)』井上光貞等編(山川出版社)1996年、『近世関東の村落支配と農民』松尾公就(大河書房)2016年参 考 書 授業中に指示する教員からのお知らせ根拠となる歴史史料も併せて使用します。史料の読み方、そこから明らかになること、それらを考え組み立てていくことに力点をおきます。歴史研究に真剣に向き合う方の受講を望みます。オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、主に授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応することを基本とします。アクティブ・ラーニングの内容 能動的な授業外学修実践的な教育内容区史や市町村史の編さん事業と、これまでの研究の成果を『近世関東の村落支配と農民』でまとめた経験などに基づいた内容の授業とするそ の 他抽 選 の 有 無 あり備 考【第 8 回】戦国時代の奥羽大名②弘治~天正年間の陸奥【第 9 回】戦国時代の奥羽大名③弘治~天正年間の出羽【第10回】織田政権と奥羽大名【第11回】奥羽の産品(馬・鷹・金・木材)【第12回】豊臣政権と奥羽大名【第13回】授業内試験+解説抽 選 の 有 無 あり備 考【第 8 回】定免法の導入と享保の飢饉【第 9 回】新田開発政策と武蔵野新田【第10回】「享保改革」後期の財政再建問題【第11回】勘定奉行神尾春央の年貢増徴政策【第12回】新田開発と飢民救済政策【第13回】まとめ(享保改革の歴史的意義を考える)第2期第2期 担 当 教 員 開 講 期 戸谷 穂高 担 当 教 員 開 講 期 松尾 公就― 143 ―
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