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― 82 ―今学期は、フランスの哲学者ラ・ロシュフーコーの『人間性についての箴言集』を第45番から受講者の皆さんとともに読み進めてゆきます。その中で皆さんは、既に知識として学んだフランス語文法をシッカリと自分の感覚の中に定着させてゆくことができます。また同時にラ・ロシュフーコーの人間哲学の基本的な内容とその専門用語(フランス語表現)とを自然に習得してゆくことができます。①正しい発音とイントネーションで音読できる。②文法書を参照せずにどんな文でも理解できる。③辞書を使いこなせ、専門用語についてはフランス語表現を完全に自分のものにしている。④ラ・ロシュフーコーの人間哲学を全体として理解している。①まず事前にラ・ロシュフーコーの人間哲学の全体像を調べておく。②各授業の前に講読予定分(フランス語テクスト)を熟読し、その内容の理解に努めておく。③また、初めて出会った単語の意味や表現・構文の使い方を可能な限り調べておく。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。【第1回】】ガイダンス・テクスト配布・ラ・ロシュフーコーについての概要の説明【第2回】51ページ45~48の講読【第3回】51~52ページ49~52の講読【第4回】52~53ページ53~56の講読【第5回】53ページ57~60講読【第6回】53~54ページ61~64の講読【第7回】54~55ページ65~68の講読【第8回】55ページ69~72の講読【第9回】56~57ページ73~76の講読【第10回】56ページ77~80の講読【第11回】57ページ81~84の講読【第12回】57~58ページ85~88の講読【第13回】後期(第2期)講読箇所全体の総括(まったくの初心者)には、授業毎の訳読の代わりに、学期末に試験(もしくは課題提出)を実施する予定です。学ポイントについてフィード・バックします。①「学びたい」という意欲のある方でしたら、これまでのフランス語学習が不十分な方でも、歓迎します。少しでもやる気のある方は、臆せず受講して下さい。②対面授業中のケータイなどの使用を禁止とします。は、メールにて応じます。ます。また(先生になったつもりで)原文の意味や文法を解説してもらいます。抽 選 の 有 無なし備考猪狩 一広第2期講義コード11B5132601授業形態講義科目名フランス語原典講読2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法基本的には授業時のみなさんの訳読の精度と理解の深さによって100%評価します。ただし、この評価方法に馴染まない学生フィードバックの内容この授業では、毎回受講者の皆さんに少しずつ翻訳してもらいますので、そのつど皆さんの翻訳の出来・不出来や今後の勉教科書『MaximesetReflexionsdiverses』LaRochefoucauld(Gallimard)1976指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー個人的な勉学相談などには、①授業終了後、次の授業に支障がない範囲内で教室において応じます。また②授業時間以外でアクティブ・ラーニングの内容意見共有・能動的な授業外学習・反転授業。この授業では毎回受講者の皆さんに(主体的に)少しずつ翻訳してもらいまい実践的な教育内容その他担当教員名「猪狩一広」は「いがり・かずひろ」と読みます。   担 当 教 員    開 講 期 

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