letters_2025_02
86/420

講義コード11B5131101授業形態講義科目名東洋思想史1履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容提出された授業リアクションや確認テストへのフィードバックは,翌授業回の冒頭で行う。教科書プリント配布,データ配布指定図書参考書   担 当 教 員    開 講 期 ― 76 ―この授業では中国思想史のうち,主に春秋戦国時代から前漢初期に至る,いわゆる「諸子百家」の思想と学術の流れを概観する。主に儒家・墨家・道家・法家を取り上げ,原文資料(白文・書き下し文)を読みながら,その思想に触れてゆく。中国の伝統的な思想や学術の形成過程を学習することによって,我々の考え方や行動の枠組みがいかに形作られてきたかを考察することが,この授業の目的である。諸子百家に関する知識の概略を説明できる。諸子百家に関する基礎的な史料・資料を図書館で調査することができる。諸子百家の思想における諸問題を自らの考え方と関連付け,哲学的な思考ができるようになる。指定図書や参考文献を読み,復習を行う。(35時間)不定期に行う確認テストのために準備学習を行う。(10時間)期末レポートのための準備学習を行う。(15時間)以上,60時間以上の授業外学修を行うこと。【第1回】諸子百家概論【第2回】儒家(1)孔子の思想①【第3回】儒家(2)孔子の思想②【第4回】墨家墨子の思想【第5回】儒家(3)孟子の思想①【第6回】儒家(4)孟子の思想②【第7回】道家(1)老子の思想授業への取り組み・リアクションの提出(30%)確認テスト(30%)期末レポート(40%)『図解諸子百家の思想』浅野裕一(KADOKAWA)2024、『諸子百家』渡辺精一(KADOKAWA)2020、『超入門「中国思想」』湯浅邦弘(大和書房)2016、『諸子百家』湯浅邦弘(中央公論新社)2009、『古代中国の文明観』浅野裕一(岩波書店)2005、『諸子百家』浅野裕一(講談社)2004、『諸子百家〈再発見〉』浅野裕一,湯浅邦弘編(岩波書店)2004、『諸子百家の事典』江連隆(大修館書店)2000、『中国哲学史成立篇』馮友蘭著;柿村峻,吾妻重二共訳(冨山房)1995、『はじめて学ぶ中国思想』渡邉義浩,井川義次,和久希編著(ミネルヴァ書房)2018『中国哲学史』中島隆博(中央公論新社)2022、『入門中国思想史』井ノ口哲也(勁草書房)2012、『概説中国思想史』湯浅邦弘編(ミネルヴァ書房)2010、『中国思想史』アンヌ・チャン著;志野好伸,中島隆博,廣瀬玲子訳(知泉書館)2010、『中国思想史』溝口雄三,池田知久,小島毅(東京大学出版会)2007、『中国思想文化事典』溝口雄三,丸山松幸,池田知久編(東京大学出版会)2001、『中国思想史 上』日原利国編(ぺりかん社)1987、『中国思想辞典』日原利国編(研文出版)1984、『中国思想史(上)』森三樹三郎(第三文明社)1978、『中国文化論』李徳順著;上村元顧訳(かもがわ出版)2017教員からのお知らせ世界史・中国史を学修していなくても受講に差し支えないが,事前に把握しておけば,授業内容の理解がより深まるだろう。オフィスアワー本授業に関する質問や相談は,授業終了後,次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する。アクティブ・ラーニングの内容毎回の授業で「思考の時間」を設け,授業リアクションを提出させる。実践的な教育内容その他第2期に開講する「東洋思想史2」は,当授業の知識・内容の理解を前提として行う予定。また,OpenLMSでも対応する。図書館やインターネットなどで参考資料を調べるなど,「能動的な授業外学習」を行い,期末レポートの内容に反映させる。抽 選 の 有 無なし備考【第8回】道家(2)荘子の思想【第9回】儒家(5)荀子の思想①【第10回】儒家(6)荀子の思想②【第11回】法家(1)韓非子の思想①【第12回】法家(2)韓非子の思想②【第13回】陰陽家と雑家の思想上村 元顧第1期

元のページ  ../index.html#86

このブックを見る