【第8回】無常の身体―脱落身心(一)【第9回】無常の身体―脱落身心(二)【第10回】身体の「花」(一)【第11回】身体の「花」(二)【第12回】まとめ(一)―自然な身体とは【第13回】まとめ(二)―力みがほどけた身体とはン講義コード11B5126701授業形態講義科目名日本思想史2履修前提条件授業の目的到達目標日本思想の特殊性と普遍性を提示できる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容小レポートを基にした討論において教員からのフィードバックを行う。教科書指定図書参考書『こわばる身体がほどけるとき―西田幾多郎『善の研究』を読み直す』板橋勇仁(現代書館)その他 担 当 教 員 開 講 期 ― 67 ―日本思想史に見られる身体思想の流れについて、道元や世阿弥などによる優れた思想に焦点をあてつつ概観する。そのことで、日本思想の特殊性と普遍性および現代的可能性を検討する。ただし一方的に教員の話を聞けば良い授業は展開しない。それでは、思想家たちの言葉も、その内容も、いつまでも他人事である。この授業は、日本思想の流れを学びつつ、そこで一体なぜそのように考えられたのか、その想いをみつめ、なによりも自分自身で自分なりの思考を紡いでいくための授業である。そのため、受講者全員、毎回、課題にもとづく小レポートを提出してもらう。また授業の中ではグループワークを随時取り入れて、各自は自分の提出課題の内容を紹介したうえで討論する。ゲスト講師を迎えての身体ワークショップの授業もできれば数回実施したい。課題の事前学習と毎回提出の小レポートの作成によって、授業外に計60時間以上の学修を行うこと。【第1回】ガイダンス―現代のこわばる身体の問題【第2回】型と修練・稽古の身体(一)【第3回】型と修練・稽古の身体(二)【第4回】息(呼吸)と声の身体(一)【第5回】息(呼吸)と声の身体(二)【第6回】離見の見―場の身体(一)【第7回】離見の見―場の身体(二)ンゲスト講師を招聘する授業も適宜開講予定。ンなお以上の予定は、実際の講読と議論の内容・進度、受講者の希望、ゲスト講師の事情に応じて、順序および内容を変更することがある。毎回全員提出の小レポートとそれを基にした討論への取り組み姿勢(65%)、期末レポート(35%)とをもとにした総合評価。ただし期末レポートを提出しないと原則として単位は取得できない。詳しくは初回授業時に告知するので、かならず出席すること。なお授業の進め方について、シラバスの「教員からのお知らせ」の項目をよく読んで理解しておくこと。受講者全員に、毎回小レポートを書いてきてもらう。そのレポートを提出した者のみ、その回出席とみなす。受講条件につ教員からのお知らせいて詳しく説明するので、初回の授業に必ず出席すること。シラバスの「その他」の項目もよく読んでから履修すること。なお教材はその都度教員が配付する。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業時間後、次の授業に支障のない範囲で教室内にて対応する。なお適宜、学部学科にて定アクティブ・ラーニングの内容グループ・ディスカッション実践的な教育内容めるオフィスアワーでも受付ける。受講者は全員、毎回小レポートを事前に作成して授業に臨むことになる。また随時グループワークを行う対面授業である。哲学科の学生にせよ他学科・専攻コースの学生にせよ積極的な関心を持っていないと履修が困難であることも予想される。これらの点をよく理解して受講されたい。抽 選 の 有 無あり備考板橋 勇仁第2期
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