本科目では,社会・組織における自己の役割や仕事への動機付けといった自己理解の深化や,主体的に職業を選択するために自己の適性や生き方を考える態度など,社会人としての資質能力を形成するために必要とされる要素を明確化することが目的である.自己管理能力やキャリア・プランニング能力を高めることで,大学から社会・職業への円滑な移行を図ることを目的とする.生涯を通じた持続的かつ自律的なキャリア形成が促進されることで,環境の変化に対応しながら自分らしい生き方を実現することが期待される.産業構造や就業構造が変化する中で,勤労観・職業観にとどまらず,社会的・職業的自立のために必要な基盤となる能力や態度の育成が期待される.授業で指示された課題に取り組むために,授業外に60時間以上の学修を行う必要がある.【第1回】ガイダンス:本科目の主旨と授業の進め方,履修上の注意等【第2回】コミュニケーション力をつけるⅠ:グループディスカッションとプレゼンテーション【第3回】社会を知るⅡ:進路の考え方【第4回】自分を知るⅠ:過去のふり返りからやる気を分析する(過去)【第5回】自分を知るⅡ:職業についての価値観を確かめる(現在)【第6回】自分を知るⅢ:職業についての興味を確認する(現在)【第7回】自分を知るⅣ:キャリアステージを広げる(現在~未来)【第8回】社会を知るⅢ:社会から求められる能力とは【第9回】社会を知るⅣ:多様性とアンコンシャスバイアス【第10回】自分を知るⅤ:これからの生き方についての考え方を知る(過去~現在~未来)【第11回】自分を知るⅥ:上手くいかないときは?(現在~将来)【第12回】コミュニケーション力をつけるⅡ:プレゼンテーション【第13回】プレゼンテーション/まとめンン*クラスサイズにより、授業計画の進度や順序が異なることがある.授業中およびリアクションペーパーによる授業取り組み姿勢40%,授業中ワークに基づく課題20%,期末課題20%,指定プレゼンテーション20%の合計点を評価点とする.期限を過ぎた提出物はいかなる理由であっても受け付けないので、期限を厳守すること.*注意事項*授業に出席すれば単位取得できる、という授業ではない.授業中のワークや授業外の課題に積極的に取り組み、自身を深く洞察し、社会と結び付けられるようになっているかどうかを評価するので、受講姿勢・態度に注意すること.ンキャリアについて考えるⅠ:キャリアとは,なぜキャリア開発が必要なのか資料およびワークシート配布、連絡はOpenLMSを使用する.確認を欠かさないこと.事前学習指示がある場合は指示内容を行ってから受講すること.履修者の状況に合わせて適宜授業内容を変更する場合がある.も適宜対応する.*クラスサイズにより、実施できない内容もある.を生かした授業を行う.抽 選 の 有 無あり備考田中 聖華第1期講義コード17Y0105101授業形態講義科目名キャリア開発基礎講座ⅠA履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容リアクションペーパーに対するフィードバックを翌週授業内で行う.教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する.指定アドレスへのメールにアクティブ・ラーニングの内容意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習、グループディスカッション、ペアワークなど実践的な教育内容企業人(総合商社やコンサルティングファーム)としての社会人経験や国家資格キャリアコンサルタントの知識および経験その他自身のキャリア開発に関心を持ち積極的に取り組む受講者を歓迎する. 担 当 教 員 開 講 期 ― 403 ―
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