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抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考小川 量子湯浅 正彦第2期第1期講義コード11B5120301授業形態講義科目名古代・中世哲学史2履修前提条件授業計画成績評価の方法授業への積極的参加と授業内容に対する理解や積極的な応答(40%)とレポート(60%)から総合的に評価する。授業に対する積極的参加と理解が確認できない場合には評価できない。OpenLMSに学生は毎回授業内容に対する理解や疑問点を記入し、教師は次の授業に前の授業の重要な点を確認し、さらに解説する。中世哲学を学ぶために必要な日本語文献を授業中に提示し、各人の関心に応じたレポート作成のアドバイスをする。フィードバックの内容教科書指定図書『西洋中世の正義論』山口雅弘・藤本温 編著(晃洋書房)2020参考書『中世哲学を学ぶ人のために』中川純男・加藤雅人編(世界思想社)2005年、『哲学の歴史<第3巻>神との対話-中世信仰教員からのお知らせ個別的テーマに関する文献や資料については授業中に提示し、個人的な質問には授業後に答えます。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は授業終了後に対応します。アクティブ・ラーニングの内容授業のはじめに授業のテーマに関する各人の問題意識を明らかにしてもらい、授業後に授業に対する理解、疑問、興味を書実践的な教育内容その他講義コード11B5120401授業形態講義科目名哲学とは何かA履修前提条件授業の目的本講義においては、聴講者に、哲学するための訓練とはどういうものかについて、いささかの理解をもってもらうこと、併到達目標哲学とはどのような知的な営みであるかについて、いくらか理解でき、そのために哲学者たちが開発してきた諸理論や諸術語についてなにがしかの知識が得られる。授業外学修内容・この科目では、以下のような作業をして60時間以上の授業外学修を行うこと。すなわち、各回の授業内容を復習し、課題へ授業外学修時間数の回答をOpen LMS等で提出すること、また前回の課題への講評を熟読すること。【第1回】序説:「哲学」をめぐって【第2回】哲学の諸部門について【第3回】哲学史から(1):ソクラテスの哲学【第4回】哲学史から(2):プラトンの哲学【第5回】哲学史から(3):アリストテレスの哲学【第6回】哲学史から(4):アウグスティヌスの哲学【第7回】哲学史から(5):デカルトの哲学【第8回】哲学史から(6):ロックの哲学【第9回】哲学史から(7):ライプニッツの哲学【第10回】哲学史から(8):ヒュームの哲学【第11回】哲学史から(9):カントの理論哲学【第12回】哲学史から(10):カントの道徳哲学【第13回】哲学史から(11):カントの美学・目的論授業計画成績評価の方法期末試験70%、平常点30%により総合的に評価する。フィードバックの内容小テストを行った場合には、模範解答を示す。教科書なし。指定図書なし。参考書教員からのお知らせ講師自身がいかに哲学しているかを知りたい方は、参考書に掲げた著書をお読みください。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて別に定めるオフィスアワーにて受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容授業外に課題を提出。実践的な教育内容その他私語をする、授業に遅刻して来るなど、授業妨害と認められることを行う学生がいた場合には退場を命じます。また、授業西欧における古代哲学の受容と中世キリスト教哲学の発展を時代背景と主要な哲学者の思想に基づいて理解する。古代末期の教父時代から中世後期までの哲学的問題を捉え、中世後期の思想と近代との連関を考えることで、西洋哲学史における古授業の目的代から近世までの流れを理解できるようにする。到達目標中世ヨーロッパにおいて形成された学問的伝統と哲学的な議論について現代的な視点から捉え直すことができる。中世の哲学者の著作に触れることで哲学者の問題や論点を理解して歴史と哲学との関連を考えることができる。授業外学修内容・授業で扱ったテーマから自分の問題意識に応じて中世における哲学者の著作を読んで理解したことをレポートにまとめる。授業外学修時間数【第1回】アウグスティヌスにおける古代哲学の受容と克服【第2回】アウグスティヌスの懐疑論批判【第3回】アウグスティヌスの神理解と記憶論【第4回】12世紀の学問研究と修道院文化【第5回】アンセルムスの神の存在証明【第6回】アベラールの論理学と倫理学【第7回】アリストテレスとイスラム哲学の影響と大学の成立【第8回】トマスの神の存在証明と存在の類比【第9回】トマスの倫理学と自然法【第10回】中世後期の思想的特徴と独自性【第11回】スコトゥスの主意主義と愛の倫理【第12回】オッカムの唯名論と直観【第13回】全体のまとめとその調和』中川純男編(中央公論新社)2008年、『中世の哲学』マクグレイド(京都大学学術出版会)2012年く。各人の理解や質問を互いに分かち合う機会をできるかぎりもてるようにする。せて、どうしても必要な哲学史的な知識を伝授すること、を目指します。『哲学の基礎』山本信(北樹出版)1988年、『論理学概論』近藤・好並(岩波書店)1964年、『倫理学』W.K.フランケナ(培風館)1975年、『哲学の歴史 全12巻』(中央公論新社)2007年、『哲学事典』(平凡社)1971年、『哲学思想事典』(岩波書店)1998年、『存在と自我』湯浅正彦(勁草書房)2003年、『絶対知の境位』湯浅正彦(KADOKAWA)2020年に集中するため、授業中に携帯電話を机上に置いたり操作することを禁じます。   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 30 ―

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