letters_2025_02
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― 320 ―この授業では、文学作品を中心に広く「翻訳」という営みについて考えます。ここでいう「翻訳」とは、あるテキストを異なる言語に移し替ることだけでなく、同一言語内の翻訳(たとえば古語の現代語訳など)や異なるジャンルへの移し替え(翻案/アダプテーション)なども含みます。今年度は日本文学の「翻訳」を取り上げて、原典と翻訳テキストの間にどのような差異があるのかを探っていきます。1.翻訳論の基本的な知識や考え方を理解する。2.授業で学んだ内容を踏まえて、テキストを客観的に分析することができる。3.自身が分析したり、調査したりした事柄について、論理的で説得力のあるレポートを書くことができる。課題のテキストを事前に読んでから、授業に出席してください。本授業の準備学習・復習時間は、学期を通して60時間程度を標準とします。【第1回】イントロダクション【第2回】「翻訳」の種類と目的【第3回】日本近代文学の翻訳(1)【第4回】日本近代文学の翻訳(2)【第5回】日本近代文学の翻訳(3)【第6回】日本現代文学の翻訳(1)【第7回】日本現代文学の翻訳(2)【第8回】日本現代文学の翻訳(3)【第9回】さまざまなジャンルの翻訳【第10回】翻訳と翻案(1)【第11回】翻訳と翻案(2)【第12回】翻訳と翻案(3)【第13回】まとめ以下の配分を目安にして、総合的に評価します。・授業への参加度 40%・期末レポート 60%生まれる特徴を、「ことば」を通して味わってみましょう。抽 選 の 有 無なし備考川澄 亜岐子第2期講義コード11B8130901授業形態講義科目名翻訳文学研究1履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容課題などは、その都度、クラス全体に向けて講評します。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ英語を中心に外国語の文献を取り上げることもありますが、外国語の能力はとくに求めません。言語やジャンルの違いからオフィスアワー随時、受け付けます。メール等でご相談ください。アクティブ・ラーニングの内容この授業は、原則として講義形式で進めますが、受講生は課題やディスカッションなどを求められることがあります。実践的な教育内容その他クラスの規模や受講生の興味に合わせて、取り上げる作品や授業の進め方を調整する場合があります。   担 当 教 員    開 講 期 

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