講義コード11B8123901授業形態講義科目名言語理論研究1履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法毎授業の小課題提出を含む授業への取り組み姿勢(40%)、期末テスト(60%)で評価します。期末テストは、到達目標に記フィードバックの内容受講生からの質問や意見には、翌週授業内冒頭でお答えします。また、期末テストは返却の上、解説を行う予定です。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ受講者の理解度を勘案して進めますので、進度や内容が変更となる場合があります。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業時間前後、次の授業に支障のない範囲で、教室内で対応します。アクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返りが基本ですが、適宜、グループワークやディスカッションを行う予定です。実践的な教育内容その他講義コード11B8124301授業形態講義科目名日本文学研究法1履修前提条件授業の目的到達目標古典文学の読解に必要な基礎知識を幅広く身につける。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法平常点50%(授業に関する課題や中間レポートなどで総合的に判断します)フィードバックの内容授業課題や中間レポートについては、次の授業でいくつか取り上げて、講評を行います。教科書指定図書参考書『藤原道長の日常生活』倉本一宏(講談社現代新書)2013、『平安貴族の結婚・愛情・性愛』増田繁夫(青簡舎)2009、『王朝教員からのお知らせ中世以前の人々の生活様式だけでなく、都市を襲った災害や、伝染病に対する考え方が反映した年中行事なども取り上げまオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、LMSのメッセージ機能でも受付アクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学習など実践的な教育内容その他 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期 ― 311 ―過去の文献を日本語史の資料として取り扱おうとするとき、目の前の文献からどのような情報が引き出せるか、また、それぞれの言語事象は日本語史上どのようなものとして評価しうるかについて、特に、文法の歴史、敬語の歴史、語彙の歴史の観点を中心に考えます。①日本語史の基本事項が、どのような方法によって明らかにされたことなのかが説明できる。②各言語事象に対して、日本語史的にどのような評価の仕方がありうるかが説明できる。③②の各評価態度に立って、それぞれにどのような課題や発展性がありうるかを自分なりにまとめ、説明することができる。授業外に、60時間以上の学修を行うこと。事前に配付する資料に目を通したり、以下に紹介する参考書を中心に各回に必要な日本語史の基礎知識を補充しておいたりするなどの予習に20時間、各回の要点をまとめたり、小課題に答えたりするなどの復習に40時間、が目安です。【第1回】ガイダンス【第2回】形態の歴史(1)-現代語と古典語活用表の相違に関わるもの-【第3回】形態の歴史(2)-活用タイプの変遷とその解釈-【第4回】形態の歴史(3)-活用表の整理の仕方と日本語史の関係-【第5回】構文の歴史(1)-格と語順と情報構造-【第6回】構文の歴史(2)-係り結びの起源-【第7回】構文の歴史(3)-係り結びと係助詞-【第8回】構文の歴史(4)-係り結びの衰退に関わるもの-【第9回】敬語の歴史(1)-現代語の敬語体系と古典語の敬語体系-【第10回】敬語の歴史(2)-敬語の変化に関わるもの-【第11回】敬語の歴史(3)-敬語の体系は何が変わったのか-【第12回】まとめ《期末試験》【第13回】授業の総括載の内容について、自身で情報を整理し、考え、判断できることを評価基準とします。『国語史を学ぶ人のために』木田章義編(世界思想社)2013、『日本語の歴史』山口仲美(岩波書店)2021、『話し言葉の日本史』野村剛史(吉川弘文館)2011、『ガイドブック日本語史』大木一夫(ひつじ書房)2013、『ガイドブック日本語史調査法』大木一夫編(ひつじ書房)2021古典文学を読み解くにあたって必要な基礎知識を学び、そこからどのような研究テーマが設定可能かについて考えます。衣食住に関わる様々な事柄、通過儀礼や男女の恋愛・結婚、年中行事や旅行、信仰生活などについて、主に平安時代の古典文学テクストの中から具体的な例を拾い上げて読解し、絵巻物など視覚資料を参考にしながら、当時の人々の生活について考えを深めます。特に、古代に生きた人々が、疫病の流行をどのようにとらえて、対処していたかについての知見を広げます。古典文学に関心を持ち、さまざまな文献を統合して考察することができる。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うことを求めます。次の時間に用いる資料を事前に配布しますので、読んでから授業に臨んでください。【第1回】ガイダンス-いろは歌【第2回】文学史の時代区分/都の変遷【第3回】平安京と災害【第4回】天皇制と身分秩序/貴族の住居【第5回】貴族の装束【第6回】貴族の遊び【第7回】暦・時間と方角試験50%総復習の試験については、実施日の授業後半で解説します。文学文化歴史大事典』(笠間書院)2011、『王朝文化辞典』山口明穂・鈴木日出男編(朝倉書店)2008す。それらが記された文学テクストをみなさんで一緒に読みながら、翻って現代社会についても考えてみましょう。けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無なし備考杉山 俊一郎渡邉 裕美子第1期第2期【第8回】年中行事-春【第9回】年中行事-夏【第10回】年中行事-秋・冬【第11回】通過儀礼-誕生・成人式・臨終【第12回】恋愛・結婚・離婚【第13回】総復習(試験を含む)・解説
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