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― 301 ―講義コード11B8121501授業形態講義科目名日本語文法1履修前提条件授業の目的現代日本語の文法を考察する。文法を知識として学ぶだけではなく、母語である日本語を改めて考え直す機会とする。受講生が自ら学び、考え、能動的に取り組むことを目指す。形態論(語の構造)と統語論(文の構造)を主に扱う。日本語の語の構造と文の構造の基本を理解し、それを用いて実例を分析できること。具体的には、品詞の違いや活用形の違いなどを類別できることと、述語の種類と項の関係を説明できること。ヴォイス、テンス、アスペクトといった、文法の用語を理解し、応用すること。授業で扱う内容について、教科書、参考資料、図書などを用いて学習する。課題に取り組み、指示に応じて提出する。また、一回ごとに授業で学んだことを授業の後に復習、整理し、次の授業に備える。(この授業では、60時間以上(1回の授業につき数時間以上)の授業外学習を行うこととする。)ン授業の計画は以下の通りである。(但し、授業での様子をみて、変更する場合がある。)【第1回】授業の概要と導入【第2回】形態と語I【第3回】形態と語II【第4回】品詞I【第5回】品詞II【第6回】品詞III【第7回】品詞IV到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容授業中に出した課題や設問等に関しては、次の授業以降、講評、解説等を行う。テスト等に関しては、後に解説を行う。教科書『ここからはじまる日本語文法』森山卓郎(ひつじ書房)2000年指定図書『世界の言語と日本語(改訂版)』角田太作(くろしお出版)2009年参考書教員からのお知らせ授業の内容は、自分自身で考えながら理解し、応用できるようになることが目標です。積極的に取り組んでください。オフィスアワー授業内容に関する質問は、他の受講生も共に考えられるように、授業中におこなってください。その他の質問等は、次の授アクティブ・ラーニングの内容意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習、ディスカッション、調査学習(実例を探すな実践的な教育内容その他講義コード11B8121801授業形態講義科目名日本語史履修前提条件授業の目的日本語の歴史を明らかにするにどうすればよいでしょうか。過去の文献を調査するのが基本ですが、その他にもいろいろな到達目標・日本語の歴史を調べる5つの方法について、具体的に説明できる。・過去の文献資料をもとにして、気になることばについて調査できる。授業外学修内容・各回の復習・課題・期末試験の準備に取り組み、合計60時間以上の授業外学修を行うこと。授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業内活動への取り組み(50%)、課題(10%)、期末試験(40%)を総合して評価します。フィードバックの内容授業内活動に対するフィードバックを授業中に行います。教科書指定図書『日本語・琉球諸語による歴史比較言語学』平子達也・五十嵐陽介・ペラール,トマ(岩波書店)2024、『ガイドブック日本参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容意見共有・シミュレーション・能動的な授業外学修実践的な教育内容その他(i)まとめとしてのテスト、レポートなど(40%)、(ii)随時、授業で出す課題や設問など(50%)、(iii)授業への積極的な取り組み(10%)による。(ただし、授業の進捗状況などにより、変更が生じる場合がある。)到達目標に記載した内容について、よく理解し、自身で考えたことをしっかり論述できることを評価の基準とする。『基礎日本語文法(改訂版)』益岡隆志・田窪行則(くろしお出版)1992年、『「語」とはなにか エスキモー語から日本語をみる』宮岡伯人(三省堂)2002年、『日本語の文法』高橋太郎(ひつじ書房)2005年、『日本語の節・文の連接とモダリティ』角田三枝(くろしお出版)2004年、『日本語の地殻変動-ラレル・テアル・サセルの文法変化』角田太作(くろしお出版)2021年、『はじめて学ぶ日本語学』益岡隆(編著)(ミネルヴァ書房)2011年業に支障のない範囲で、教室で対応します。オンライン授業の場合は、別途指示します。ど)。方法があります。5つの調査法を学んで、日本語史の実践的な知識を身につけましょう。【第1回】ガイダンス/日本語は変化する【第2回】なぜ言語は変化するのか【第3回】文献調査①【第4回】文献調査②【第5回】文献調査③【第6回】文献調査④【第7回】比較方法①【第8回】比較方法②/内的再建【第9回】言語地理学①【第10回】言語地理学②/言語年齢学【第11回】発音の変化を探る【第12回】身近なことばの変化の歴史的な背景を探る【第13回】日本語の未来を考える/まとめ課題の提出後および試験の終了後にそれぞれの解答を配布します。語史』大木一夫(ひつじ書房)2013、『ガイドブック日本語史調査法』大木一夫編(ひつじ書房)2019抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考【第8回】単文 述部と文の構造I【第9回】単文 述部と文の構造II【第10回】単文 述部と文の構造III【第11回】単文 述部と文の構造IV【第12回】単文 述部と文の構造V【第13回】まとめ角田 三枝大橋 敦第1期第2期   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

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