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本講義の目的は、産業と労働に関する基礎概念について学習することである。特に、組織、産業、労働市場、ジェンダー 、キャリア、起業家などについて説明する。本講義では、将来、皆さんが経験する現実社会の諸現象について産業と労働の視授業の目的点から考察する。講義では産業と労働に関する様々な具体的例をあげながら皆さんのキャリア形成について考えていく。到達目標本講義で学習した産業と労働についての基礎概念を活用して、実際に現代社会においてそれらの概念を実践的に応用することができる。授業外学修内容・各回の授業で触れた点、次回取り扱う内容について予習・復習を行うこととし、授業外に計60時間以上の学修が求められま授業外学修時間数す。【第1回】 【組織①】会社とはなにか【第2回】 【組織②】会社の人間関係【第3回】 【組織③】日本の会社の特徴【第4回】 【組織④】技術革新と仕事【第5回】 【産業①】企業間ネットワークの類型【第6回】 【産業②】米国IT産業、イタリア自動車産業【第7回】 【労働市場①】人と仕事のマッチング過程【第8回】 【労働市場②】多様化する雇用【第9回】 【ジェンダー と労働市場①】ジェンダー とは何か【第10回】 【ジェンダー と労働市場②】ジェンダー と労働市場【第11回】 【キャリア①】キャリア形成の要因【第12回】 【キャリア②】ライフコース、世代とライフスタイル【第13回】 【起業家】起業家とは何か、日本の女性起業家の類型冒頭にて行う『入門 社会学』李侖姫・渡辺深著(ミネルヴァ書房)2022年、『日本の女性起業家のキャリア形成』李侖姫著(明石書店)2020年、『仕事の社会学』佐藤博樹、佐藤厚編(有斐閣ブックス)2014年、『よくわかる産業社会学』上林千恵子編(ミネルヴァ書房)2012年、『21世紀の女性と仕事』大沢真知子著(左右社)2018年、『産業・労働社会学』小川慎一他(有斐閣)2015年、『経済社会学のすすめ』渡辺深著(八千代出版)2002年、『組織社会学』渡辺深著(ミネルヴァ書房)2007年抽 選 の 有 無あり備考李 侖姫第2期講義コード11B7133501授業形態講義科目名産業・労働の社会学履修前提条件授業計画成績評価の方法各講義での課題提出(13回、各3%=39%)、試験(61%)フィードバックの内容授業後に提出するリアクション・ペーパーに対する解答と課題の講評(穴埋め授業資料の主要な概念の復習)を翌週授業内教科書授業中に指示する指定図書授業中に指示する参考書教員からのお知らせ本講義では基礎概念の学習を中心に進めるが、同時に皆さん自身で考え、その内容の理解を深めてもらいたい。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、第1回目授業に伝えるメールアドレスに連絡すれば対応する。アクティブ・ラーニングの内容実践的な教育内容その他   担 当 教 員    開 講 期 ― 254 ―

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