letters_2025_02
258/420

講義コード11B7132701授業形態講義科目名比較文化特講2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法期末レポート(50%)と授業への取り組み姿勢(50%)で評価する。フィードバックの内容教科書指定図書参考書教員からのお知らせ前提知識は特に必要としないが、アニメ・マンガ・ゲームといったポピュラーカルチャーに日頃から触れていると、授業のオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容実践的な教育内容その他   担 当 教 員    開 講 期 ― 248 ―我々が現代日本を生きるにあたり、とかく宗教との関わりは周縁部に追いやられがちである。それでは、その周縁部において宗教はどのように息づいているのであろうか。本講義では、いわゆる伝統宗教や組織宗教についての話題は取り扱わない。ポピュラーカルチャーの領域において、古来より豊穣な意味世界を提供してきた宗教がどのように表象されているのかを、観光や消費、メディアとの関わりを主として検討していく。現代社会は、都市社会・消費社会・情報社会などと表現されるように、多角的な視座からの検討を要する表象空間となっている。そこで本講義では、現代社会を表象する種々の概念を中心として、受講生がポピュラーカルチャーと宗教の関係を検討する視角を培うことを目標とする。この科目では、60時間以上の授業外学習を行うこと。ただし教科書は指定せず、各回のテーマに応じた参考文献を授業内で提示する。自身の関心に沿って、適宜、紹介する書籍や論文に向かい合うことが望ましい。【第1回】イントロダクション【第2回】近代化・消費・疑似環境【第3回】宗教とツーリズム【第4回】アニメと聖地巡礼:ファンの交流による興隆【第5回】アニメと聖地巡礼:まなざしと拡張現実【第6回】都市社会とは何か:都市の形成と島宇宙化【第7回】秋葉原電気街という「聖地」の形成【第8回】秋葉原電気街という「聖地」の発展【第9回】現代的祝祭としての同人誌展示即売会【第10回】記号消費・物語消費・データベース消費【第11回】ゲーミフィケーションと消費される宗教【第12回】近代オカルティズム文化の歴史的変遷【第13回】現代スピリチュアル文化の拡散的浸透理解が深まるものと思われる。抽 選 の 有 無あり備考今井 信治第1期

元のページ  ../index.html#258

このブックを見る