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― 206 ―社会学では、定量的・定性的調査を行い社会の実態を把握します。特に定量的調査では、得られたデータの統計的処理が求められます。そこで、本講義では、定量的調査の統計的処理の初歩を理解し習得することを目的とする。また、統計的に処授業の目的理したデータをまとめる手法(=報告書作成)の初歩についても、併せて習得してもらう。到達目標定量的調査の概略を理解した上で、Microsoft Excelによる統計的データ処理(表・グラフの作成等)の基礎を習得する。授業外学修内容・この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。この時間内で、コンピュータに対する苦手意識を克服し、指示された授業外学修時間数内容の操作がスムーズに行えるようにすること。また、社会調査に関する簡単な知識を図書館等で調べておくこと。【第1回】 ガイダンス(オリエンテーション)とMicrosoft Excelの復習(四則演算・合計など)【第2回】 調査データの入力方法【第3回】 データ入力の実際【第4回】 Microsoft Excelを利用した単純集計(1)【第5回】 Microsoft Excelを利用した単純集計(2)【第6回】 Microsoft Excelを利用したクロス集計(1)【第7回】 Microsoft Excelを利用したクロス集計(1)【第8回】 集計結果の作図(1)【第9回】 集計結果の作図(2)【第10回】 集計結果の作図(3)【第11回】 分析・まとめ(1)【第12回】 分析・まとめ(2)【第13回】 分析・まとめ(3)課題の提出(100%)課題に不正な点が見受けられた場合は、その課題について無効とすることがあります。成績評価は、立正大学成績評価基準に従います。出席を重視します。休むと内容が分からなくなる可能性がありますので、十分注意すること。休んだ際のフォローアップは、各自行うこと。Microsoft Excelを使用しますので、利用したことのない学生は、あらかじめ予習しておくこと。担当のメールアドレスは、mass.comm.2000@gmail.com となります。計算ソフトで実践することを目的としている。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考川上 孝之川島 安博第2期第2期講義コード11B7120201授業形態実習科目名社会学情報処理実習A履修前提条件授業計画成績評価の方法フィードバックの内容提出物の内容を添削する方法で実施する。教科書使用しない。指定図書特になし。参考書必要に応じて指示する。教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、基本的にその場で、授業時間以外は、メールにて実施する。アクティブ・ラーニングの内容一部の回で実習形式の授業を実施する予定です。実践的な教育内容その他講義コード11B7120202授業形態実習科目名社会学情報処理実習B履修前提条件授業の目的本科目では、社会について考える際に扱うデータ分析に必要な情報処理の基礎的知識を学ぶとともに、その分析をPCの表到達目標【1】データ分析のための基礎的知識について説明できる。【2】PCの表計算ソフトによるデータ分析が実践できる。授業外学修内容・授業外学修では、授業計画で明示されている項目について参考にすべき文献・資料があれば自主的に読み進めておくこと。授業外学修時間数また、授業内容の理解のため、PCでの統計処理を復習しておくこと。その学修時間としては60時間以上を目安とする。【第1回】ガイダンス、表計算ソフトの基礎操作を確認する【第2回】データを入力する【第3回】データを検索し、操作する【第4回】表計算ソフトで計算する【第5回】データをグラフ表現する【第6回】代表値(最頻値・中央値・平均値)を計算する【第7回】分散・標準偏差を計算する【第8回】散布図をつくり、相関係数を計算する【第9回】時系列データを分析する【第10回】度数分布とヒストグラムをつくる【第11回】クロス集計し、独立性の検定を行う【第12回】公的統計を使ってレポートをまとめる【第13回】まとめ授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢(10%)、課題提出(40%)、期末試験(50%)で評価する。成績評価にあたっては、到達目標に記載された内容の習得度を評価基準とする。フィードバックの内容必要に応じて授業内もしくはLMSを介して行う。教科書指定図書参考書『Excelでやさしく学ぶ統計解析 入力の基礎からレポート作成まで』石村友二郎ほか(東京図書)2024年教員からのお知らせオフィスアワー本科目に関する質問・相談は、授業前後もしくはLMSで受けつける。アクティブ・ラーニングの内容能動的な授業外学習、演習実践的な教育内容その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

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