― 181 ―卒論につなげる意味で「書く力」を身に付けることを目標とする。そのために、「テーマを見つける」「テーマを決める」「問いをたてる」という作業を行う。その上で、各自の興味関心のあるテーマに基づき論文など、自分で調べ、自分でまとめ、それを報告し、議論を重ねるという一連の過程を経験し、卒業論文執筆への準備を行う。・気になった事象等について多角的に資料等調べる力・方法論を身につける・専門的な論文を読み解く力を獲得する。・自らの問題関心に基づき、適切な問いを設定する力を身につける。・その問いに対して、どのような方法論を使用するか、多くの資料・文献等の収集の仕方を身につける。・以上のことを、書く力でもってまとめる力を獲得する。・60時間以上の授業外学修を行う事。具体的には、事象について調べたことをレジュメとして要約し、議論できるようなものに作成しなおすこと、さらに報告するためのプレゼンテーション準備も事前にすること。・専門的な論文に関しては、読書ノートを作成すること。・一年間を通して興味関心のあるテーマ別に各チームにわかれプレゼン大会を実施するのでそのための準備も必要となる。【第1回】各自テーマ決め、班わけ【第2回】気になるワード・事象報告その1【第3回】気になるワード・事象報告その2【第4回】気になるワード・事象報告その3【第5回】気になるワード・事象報告その4【第6回】テーマ報告その1【第7回】テーマ報告その2【第8回】テーマ報告その3【第9回】テーマ報告その4【第10回】問いをたてる、その1【第11回】問いをたてる、その2【第12回】問いをたてる、その3【第13回】半年の振り返り身近な地域社会における「協働」をテーマにした演習です。ともすると意識することが希薄になりがちな身近な地域社会では、そこで生活する人々の様々な活動があり、その形式も相互扶助といったつながりや、NPOのような組織化の動きなど多様です。本演習では協働に係る文献の講読を行いながら、地域社会で人々によって行われる様々な活動への「気づき」を学ぶこととしたい。協働を題材とし、そこから波及する様々な社会事象について、社会学の視点で把握することができる。自身で研究テーマを設定し、その研究を進める手法を獲得する。研究を実施するにあたり、適切な資料収集、資料分析を行うことができる。演習に係る一連の作業において協調し取り組むことができる。演習にあたっては事前の情報収集、情報検索、資料作成が必要であり、演習前に必要な資料をそろえておくこと。また演習参加者はそのテーマについて、予め各自予習を行ない、必要に応じたレポート作成を行なう。上記に資するために授業外に計60時間以上の学修を行うこととする。【第1回】イントロダクション(演習の進め方についての概【第2回】文献講読1【第3回】文献講読2【第4回】文献講読3【第5回】文献講読4【第6回】文献講読5【第7回】文献講読6を利用し習熟しておくことを求めます。『むらの社会を研究する』日本村落研究学会編(農山漁村文化協会)2007、『むらの資源を研究する』日本村落研究学会編(農山漁村文化協会)2007、『家と村の社会学』鳥越皓之(世界思想社)2004.2、『変貌する祭礼と担いのしくみ第二版』牧野修也(学文社)2024.10、『村の社会学』鳥越皓之(筑摩書房)2023.2めます。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考堀田 恭子野呂 一仁第1期第1期講義コード11B7110408授業形態演習科目名社会学専門演習1H履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法レジュメ作成(50%)・議論参加(25%)・小論提出(25%)フィードバックの内容レジュメに対するフィードバックは、コメント等作成し、資料を配付する。教科書指定図書参考書『調べる技術』小林昌樹(皓星社)2022、『リサーチのはじめかた』トーマス.S.マラニー他(筑摩書房)2023教員からのお知らせ無断欠席はしないこと。講義科目と違い、出席が前提となります。誠実な態度で臨んでください。オフィスアワー学科に定めるオフィスアワーにて対応します。またメール・teams個別チャットでも受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容ディスカッション・グループワーク・プレゼンテーション実践的な教育内容その他講義コード11B7110409授業形態演習科目名社会学専門演習1I履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法演習への取り組み姿勢50%、レポート40%、グループワークにおける課題の取り組み10%フィードバックの内容提出されたレポート等のフィードバックを学内ネットワーク機器を使い行う。機器の操作方法については、情報基盤センター教科書『コミュニティの社会学=Sociologyofcommunitylife』祐成保志,武田俊輔編(有斐閣)2023.12指定図書参考書適宜指示する教員からのお知らせ演習は積極的な取り組みが肝要です。また、個々人の振る舞いにより演習実施に支障をきたさぬよう各自が考えることを求オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習、演習、ディベート実践的な教育内容その他 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期 説、問題意識の設定、作業グループの編成)【第8回】文献講読7【第9回】文献講読8【第10回】文献講読9【第11回】文献講読10【第12回】文献講読11【第13回】総括
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