担 当 教 員 開 講 期 ― 173 ―講義コード11B6139701授業形態講義科目名考古資料研究1履修前提条件授業の目的城郭・史跡・遺跡を構成する石垣・堀・土塁や出土遺物などを写真や図表等で紹介しながら現況を把握して、今後の調査計到達目標各地に所在する史跡や遺跡等の地形的な立地環境と石垣・土塁・建築物などの遺構と出土遺物等への理解を深め、史跡等の構成要素と全体像について的確な説明ができるようになる。ホームページや博物館・自治体の出版物等を利用して各地域に点在する史跡や遺跡を選び、その遺構・構築物・所蔵遺品(出土遺物)に関する既存の解説文を把握し、その評価や用語等が適切であるかの視点に立って、各自が調べた史跡等について授業時間内に10分程度のプレゼンテーションを行うこと。合計60時間以上の授業外学修を行うこと。【第1回】史跡・遺跡等の探し方と位置づけに関する基本知識を得る。【第2回】史跡・遺跡等の調査例を紹介し、その構成要素としての遺構と遺物の諸例を確認する。【第3回】史跡・遺跡等の立地環境を地形分類上の用語を用いて説明するための基本知識を習得する。【第4回】地形分類の進め方を習得し、その説明方法や用語を確認する。【第5回】遺跡や史跡の地質構造と断面構造の説明ができるようになるための基本知識を習得する。【第6回】石垣・盛土・版築・礎石などの土木・建設遺構の構造を説明するための基本知識を得る。【第7回】石垣構築の手順を確認し、その遺構や史料探査の方法を江戸城や大坂城などの実例を用いて解説する。【第8回】絵画資料を用いて石垣遺構等の構築手順や使用資材等の説明をするための基礎知識を習得する。【第9回】中世・近世城郭内の出土遺物について、文化史や軍事史的な視点から正しい評価と説明のための基礎知識を習得授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢(史跡構成要素の理解度)40%、史跡等への解説や説明を各自が教室内で発表し、その説明内容の可フィードバックの内容授業時間内に質問に対する回答や発表に対する講評を行う。教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関係する質問や相談は次の授業に支障のない範囲で教室内で対応します。アクティブ・ラーニングの内容履修生各自が選んだ史跡・遺跡等に関する説明をプレゼンテーションとして授業時間内に各自10分程度にまとめて口頭発表実践的な教育内容その他画や活用計画などの立案に資するための基礎的な知識を習得する。【第10回】中世・近世遺構の地震や津波等による被災履歴の有無の検証と現況との関係の推定を行うための基礎知識を習得【第11回】履修生各自が身近にある史跡等を選定し、その説明をするための基本情報を取得し、その成果について授業時間【第12回】履修生各自が身近にある史跡等を選定し、その説明をするための基本情報を取得した成果について授業時間内に【第13回】史跡整備と活用方法について履修生と講師との間で討論する。否を評価基準とする(40%)、授業外学習としての実査や参考図書等の閲覧が行われているか(20%)で評価する。履修生各自の出身地や居住地の周囲には必ず何らかの史跡・社寺・遺跡・記念碑などが所在しています。その史跡等への理解を深め、基本的な説明ができるようになることは、今後の地方自治体等の活性化や卒業後の実践にも必ず役に立つものと思います。する。する。する。内に各自が簡単な発表を行う。簡単な発表を行う。抽 選 の 有 無あり備考金子 浩之第2期
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