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― 172 ―東アジア史の史料の知識と【漢文読解力】を身につけることを目的とした講義です。最初の5回は扱う史料の性格や漢文の基礎について講義、第6回目からは指定したテキストを会読していきます。テキストとしては正史(漢~唐間の漢文テキストを選択)を予定しています。受講者は第3回目以降、毎回、【相当量の予習が必須】です。東洋史分野以外の学生でも漢文読解力を伸ばしたい人、漢文史料に関心を持っている人に向いています。受講者が、漢文に対する苦手意識をなくすことと、史料読解の重要性に気付くことが到達目標です。ただし、半年程度で読解力が飛躍的に伸びることはありません。受講生全員が、今後、漢文史料を読む際にはどのような準備が必要かを十分理解できるようになることもこの授業の目的です。第3回以降、【予習は必須】です。漢和辞典を必ず持ってくること(『全訳漢辞海』または『新字源』、『漢語林』推奨、電子辞書の場合、iOSアプリ『全訳 漢辞海 第四版』を推奨)。漢和に関しては、フリーソフトやオンラインで使い物になるものは今のところない。予習のために学修時間を60時間以上確保してほしい。【第1回】 歴史研究と史料-正史の史料的性格【第2回】 史料の周辺(1)【第3回】 史料の周辺(2)【第4回】 正史選読(1)【第5回】 正史選読(2)【第6回】 正史選読(3)【第7回】 正史選読(4)授業への取り組み姿勢(20%)を前提とするが、もっとも重要なのは担当箇所をきちんと事前に調べ、担当の責務をはたすこと(30%)である。なお担当箇所については、指定期間までに書き下しと現代語訳、解説を付したレポートを提出してもらう(50%)。授業は基本的に予習と会読、指導・講評の構成ですすめます。また個別に積極的に質問することを求めます。こうした授業の流れの中でフィードバックをおこないます。提出されたレポートについては、最終授業時に講評し、それまで読んだ内容をふり返ります。修をすすめます。辞書以外の資料はこちらで準備します。けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。2)19・20世紀史における史料の扱い方について理解を深める。授業中に指示する課題の準備・予習および復習を中心にした授業外学修は、60時間以上を目安に行うこと。【第1回】ガイダンス(授業の概要説明と進め方の確認)【第2回】史料の紹介【第3回】史料講読(1)【第4回】史料講読(2)【第5回】史料講読(3)【第6回】史料講読(4)【第7回】史料講読(5)【第8回】史料講読(6)【第9回】史料講読(7)【第10回】史料講読(8)【第11回】史料講読(9)【第12回】史料講読(10)【第13回】まとめン※定期的に文献の理解を確認する課題をだすことを予定しています。アワーの日時やメールアドレス等の詳細は、授業中に指示します。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無あり備考【第8回】 正史選読(5)【第9回】 正史選読(6)【第10回】 正史選読(7)【第11回】 正史選読(8)【第12回】 正史選読(9)【第13回】 会読箇所のまとめ岩本 篤志芦部 彰第2期第1期講義コード11B6139401授業形態講義科目名東洋史料研究2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容教科書指定図書参考書教員からのお知らせ自分の力で漢文史料を読みたい学生や大学院(東洋史または日本史で漢文を必要とする分野)へ進学を希望する学生には履オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、オフィスアワー(火曜5限)にて受付けます。また、OpenLMSのメッセージ機能でも受付アクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学習など実践的な教育内容その他講義コード11B6139501授業形態講義科目名西洋史料研究1履修前提条件授業の目的英語で書かれた史料を読み、西洋史研究で用いる史料に親しむことを目的とします。時代は19世紀と20世紀、地域としてはドイツを中心とします(ドイツ語史料を英訳した史料集なども用います)。到達目標1)英語で書かれた史料を読み、内容を理解し日本語に訳すことができる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業および課題への取り組み姿勢(100%)によります。フィードバックの内容演習の授業ですので口頭でのフィードバックを随時行います。教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワー内あるいはメール等オンラインで受付けます。オフィスアクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学習など実践的な教育内容その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

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