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講義コード11B6131401授業形態講義科目名日本史特講14履修前提条件授業計画成績評価の方法フィードバックの内容第6回・13回講義でこれまでの授業内容に関するフィードバックをおこなう。教科書指定図書『くずし字用例辞典』児玉幸多(東京堂)1993年、『くずし字解読辞典』児玉幸多(東京堂)1993年参考書教員からのお知らせ教科書は特に指定しない。授業時に資料を配付する(OpenLMS等にアップロードする予定)。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は授業終了後に、次の授業に支障のない範囲で教室内にて対応する。アクティブ・ラーニングの内容随時意見共有をおこなうとともに、フィードバックによる振り返りも実施する。参加者には、出来るだけ能動的な授業外学実践的な教育内容その他本講義は、8月~9月の間に3~4日集中的に行います。   担 当 教 員    開 講 期 ― 147 ―現在の社会は、近代はもとより前近代期(江戸時代以前)の社会を前提としたものであり、現在の社会を深く理解するためには、近世期(江戸時代)の社会構造を理解することが必要であると考えられる。本講義では、地域に残された近世期の史授業の目的料を具体的に分析することで、近世期の社会構造を考察するとともに、歴史研究の方法の基本を学ぶことを目的とする。到達目標具体的な史料を参照しながら、そこから読み取れる近世期の社会構造を理解する。また、地域史から社会構造を考察する歴史研究の基本的方法を身につける。授業外学修内容・この科目では、60時間以上の授業外学修をおこなうこと。授業外学修としては、主に授業時に配付する資料や参考文献に挙授業外学修時間数げた文献を熟読し、授業の予習・復習をおこなうことが求められる。ン本講義では、関東・信州(長野県)地域を中心とした地域に残された史料から近世後期の社会構造・地域社会の実態を観察する。その上で、史料の背景を当時の社会構造に沿って説明を加えて考察する。【第1回】ガイダンス・史料研究(1)(講義の概略と兵九郎一件の概要)【第2回】近世村落の基本構造【第3回】近世村落と無年季的請戻し慣行【第4回】近世村落と村方騒動【第5回】近世村落と家意識【第6回】小括とフィードバック(兵九郎一件の総括と近世地域社会)【第7回】史料研究(2)(今井太郎九郎一件の概要)【第8回】近世の幕藩体制【第9回】近世後期の五街道宿駅制度と財政【第10回】近世後期の商品貨幣経済と公金貸付政策【第11回】近世後期の民衆教化政策と名代官【第12回】近世後期の地域社会と文政改革【第13回】まとめンン※上記の予定で授業を進めるが、個々の学生の内容理解などに応じて、多少の変更はあり得る。積極的な授業への取り込み(40%)、講義内の小テスト(60%)により到達目標の達成度を評価する。小テストは、授業内容を理解した上で、その内容を自身の言葉で説明できることを重視するが、独自に調べた内容などを加味して答えた場合はより高い評価を与える。『日本近世村落論』渡辺尚志(岩波書店)2020年、『近世質地請戻し慣行の研究:日本近世の百姓的所持と東アジア小農社会』白川部達夫(塙書房)2021年、『幕府代官伊奈氏と江戸周辺地域』太田尚宏(岩田書院)2010年、『寛政改革の研究』竹内誠(吉川弘文館)2009年、『幕藩制改革の展開』藤田覚編(山川出版社)2001年、『幕末維新期の政治社会構造』高橋実(岩田書院)1995年、『幕藩制下陸上交通の研究』深井甚三(吉川弘文館)1994年、『日本近世の村と百姓的世界』白川部達夫(校倉書房)1994年、『幕藩制国家の政治史的研究』藤田覚(校倉書房)1987年、『近世交通史の研究』児玉幸多(筑摩書房)1986年修を希望する。抽 選 の 有 無あり備考菅原 一第2期集中

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