― 138 ―中世の文献史料を読み進めながら、基本的な文法や、「くずし字」の読解をする。【第2~6回】は、鎌倉時代の古文書や『吾妻鏡』など、「変体漢文」で書かれた活字史料(翻刻されている史料)を読む。【第8回】以降は、「くずし字」で書かれた古文書などの史料を、「くずし字」辞典を使用しながら読みすすめる。①「変体漢文」で書かれた活字史料を読むことができるようになる。②「くずし字」で書かれた中世の古文書に慣れ親しむ。③史料の読解に必要な基本的な文法を修得する。課題(史料の読解)に取り組む予習・復習を中心に、60時間以上の授業外学修を行うこと。史料を音読する(声を出して読む)ことを心掛けるとよい。ン課題(史料の読解)を出すので、翌週までに取り組んでくること。【第1回】ガイダンス【第2回】活字史料の読解(1)【第3回】活字史料の読解(2)【第4回】活字史料の読解(3)【第5回】活字史料の読解(4)【第6回】活字史料の読解(5)【第7回】≪前半のまとめ≫①授業への取り組み姿勢(40点)…積極的に授業に参加しているか、課題に取り組んでいるか②2回の確認テスト(30点×2回)…確認テストの受験は、単位取得の必須条件とする。授業をおよそ1/3以上欠席した場合、単位を取得できない可能性が大きいです。確認テストの模範解答を、試験終了後に配布する。京堂出版)2019「くずし字」辞典の用意は必須です。教科書『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』は、基本的に副教材として使用する。日本史料講読1(第1期)も履修することが望ましい。歴史学の調査で必要となる人物関連文献の調査や読解を扱います。人物としては日本近代の政治家・官僚・軍人を主な対象とします。人物の履歴や事績について調べるには辞典、本人の著作、伝記など様々な文献やツールがある上、正確さの度合い、内容、形態も多様です。広範囲に文献を探し、読解し、他の調査でも応用が利くように、自分の関心に沿った正確な情報を選定する方法を共有することを目指します。①未知の人物について広く文献を探し、読み比べた上で基礎文献を選び取ることができるようになる。②図書館所蔵の文献やオンライン上のツールの特徴を知り、状況にあわせて活用できるようになる。③特定の人物に関する履歴や特徴をまとめたデータシートや、調査結果に基づく短文のエッセイを記せるようになる。60時間以上の授業外学修を行う(授業中に次回までに読むべき文献や確認すべきサイトを指定する)。【第1回】ガイダンス【第2回】人物文献調査概論(1)【第3回】人物文献調査概論(2)【第4回】本の調査・読解と引用方法【第5回】雑誌の調査・読解と引用方法【第6回】オンライン上の多様なツール【第7回】政治家の履歴【第8回】政治家の議会での発言【第9回】官僚の履歴【第10回】軍人の履歴【第11回】情報の比較や判定【第12回】顔写真を探す【第13回】授業の総括パーセント)で評価する。で、必ず事前に読解または調査した上で授業に参加してください。【第8回】「くずし字」辞典の使い方【第9回】くずし字の史料を読む(1)【第10回】くずし字の史料を読む(2)【第11回】くずし字の史料を読む(3)【第12回】くずし字の史料を読む(4)【第13回】くずし字の史料を読む(5)齊藤 研一葦名 ふみ第2期第2期講義コード11B6124701授業形態講義・実習抽 選 の 有 無なし科目名日本史料講読3履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容課題についての解説を、翌週の授業内で行う。教科書『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』苅米一志(吉川弘文館)2015、『くずし字解読辞典・普及版』児玉幸多編(東指定図書『漢文を基礎から学ぶ』中川諭(東方書店)2023参考書『[新版]古文書学入門』佐藤進一(法政大学出版局)1997、『新装版 中世の古文書入門』小島道裕(河出書房新社)2025教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習、反転授業など実践的な教育内容その他講義コード11B6124801授業形態講義・実習抽 選 の 有 無なし科目名日本史料講読4履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業中の小テスト(30パーセント)、人物情報についてのレポート(1回、50パーセント)および授業への取り組み姿勢(20フィードバックの内容小テストについての復習・解説は次回の授業の冒頭で行う。教科書指定図書参考書『参考書誌研究』(国立国会図書館(78号、「戦前の政治家の個人文書を使う 調査の予備知識」))2016年12月教員からのお知らせ教科書は特に使用しませんが、適宜レジュメを配付します。授業中に読解すべき文献や、調査すべきサイトを指示しますのオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習など。実践的な教育内容現役の図書館員として実務経験がある教員が、近年の図書館や文献利用の動向も視野に入れながら講義する。その他備考備考 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期
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