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   担 当 教 員    開 講 期 ― 121 ―講義コード11B6122301授業形態演習科目名西洋史演習3A履修前提条件授業の目的今期は、卒論作成に向けて、道筋を明確にしていきます。とくに先行研究の整理をきちんと行い、自身の問いを絞っていきます。また章立てや各章の内容などを具体的に組み立て、執筆に必要な技法や注意事項を確認していきます。それぞれの研究報告が中心になります。自分が何をどこまで明らかにし、論じたいか、おおよその目論見をはっきりさせます。また研究にあたって前提となる知識や技法を習得します。夏休みを有効に使って、卒論執筆に着手し、年末にむけてのアジェンダを明確にしていきます。この授業に臨むのに、授業外学修のための時間として、およそ60時間程度を想定しています。卒論作成に向けてそれぞれが言われなくても研究調査を進めていくことが前提ですので、これは、それをさしひいての時間です。ン今期は、学生それぞれの卒論に向けた取り組みの報告が中心となりますが、卒論作成に役立つよう、昨年の卒論の事例を紹介しつつ、方法や技法、叙述のポイントなどを具体的に検討していきます。。さらに論文とはそもそも何であり、どうやって何を書いたらよいかといった基礎的な前提についても改めて学んでいきます。第1期の終わりには、全体の構成が具体的に見えているようにしましょう。夏休みに1章分の執筆を課題として出しますので、集中して準備を進めていきましょう。【第1回】ガイダンス【第2回】タイトルの設定のための報告 1(5月末がタイトルの提出締め切り。本タイトルはここで確定。)【第3回】タイトルの設定のための報告 2【第4回】タイトルの設定のための報告 3【第5回】卒論とは何か1  卒論のかたち:形式面のルールとその重要性【第6回】卒論とは何か2  学術論文の必須要素:独自の問いかけ・論証・オリジナリルな主張、自他の区別【第7回】卒論とは何か3  一次史料と二次文献の違い 日本語文献だけでは不十分である理由【第8回】卒論とは何か4  叙述の運びと留意点【第9回】研究史(先行研究)の整理 報告1【第10回】研究史(先行研究)の整理 報告2【第11回】研究史(先行研究)の整理 報告3【第12回】研究史(先行研究)の整理 報告4【第13回】提出までのアジェンダの確認+夏の課題に向けての注意事項ン(一章分を必ず書いて9月初旬ないしは中旬までに提出すること)到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業中の貢献(25%)と、コメントシートを含む課題の提出(70%)などによって総合的に評価します。フィードバックの内容コメントシートの内容や質問については、次の授業で共有し、必要に応じて個別にも応答します。教科書『女と男と子どもの近代』長谷川まゆ帆(山川出版社)2007年、『アカデミック・スキルズ入門』佐藤望編(慶応義塾大学出指定図書参考書教員からのお知らせ連絡もなく、さしたる理由もなくお休みになると、場合によっては演習の単位が出せなくなります。必ず欠席理由をお知らオフィスアワー面談のアポはTeamsのメッセージ機能やメールで受付けます。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学習など実践的な教育内容履修者の卒論に向けた取り組みをプレゼンテーション、ディスカッションを通じて共有し、授業外学習につながるよう、意その他版会)2006年せください。授業後でもよいです。すみやかにご連絡をお願いします。見交換を活発に行います。他の人の取り組みに関心をもち、積極的にコメントしたり、質問してください。抽 選 の 有 無なし備考長谷川 まゆ帆第1期

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