― 96 ―②「変体漢文」とよばれる中世の活字史料の読み方に慣れる。②「変体漢文」で表記された活字史料を読むことができるようになる。この科目では、予習を中心に60時間以上の授業外学修を行うこと。史料を音読する(声を出して読む)ことを心掛けるとよい。ンこの科目では、事前に割り当てられた史料(分国法の条文)について、言葉を調べ、現代語訳し、内容について紹介・解説してもらう。【第1回】ガイダンス【第2回】史料の読解と報告(1)【第3回】史料の読解と報告(2)【第4回】史料の読解と報告(3)【第5回】史料の読解と報告(4)【第6回】史料の読解と報告(5)【第7回】史料の読解と報告(6)【第8回】史料の読解と報告(7)【第9回】史料の読解と報告(8)【第10回】史料の読解と報告(9)【第11回】史料の読解と報告(10)【第12回】史料の読解と報告(11)【第13回】分国法についてのまとめ②レポート(40%)…提出は単位取得の必須条件とする波書店)1972、『室町・戦国時代の法の世界』松園潤一朗編(吉川弘文館)2021この演習では、近世・近代史を学習する上で必要とされる基本的な文献史料の読解能力の習得を目的とする。日本史基礎演習1Cでは、活字史料の読み方や調べ方、内容の解釈などについて、基礎的なことを学ぶが、ここでは、くずし字の史料をテキストとして、その読解作業を中心に、読解力の向上に努める。3年次に履修する日本史演習につながる授業内容としていく。到達目標近世・近代史料の読解能力を養い、くずし字の史料を正確に解読することができる。あわせて、史料の収集や参考文献の検索など、近世・近代史料を取り扱う上での基礎的な学習作業の習熟をはかることができる。この授業では60時間以上の授業外学修を行うこと。授業で用いる史料は事前にプリントして配付する。事前学習として各自が辞書などを用いて、語句の読み方や意味を調べて回答できるようにすること。また事後の学習としては、読み間違えや不明であった事柄などについてノートなどで確認し、改めて理解を深めておくこと。【第1回】くずし字を読むための基礎知識①【第2回】くずし字を読むための基礎知識②【第3回】くずし字史料の読解【第4回】くずし字史料の読解【第5回】くずし字史料の読解【第6回】くずし字史料の読解【第7回】くずし字史料の読解と内容の検討抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考齊藤 研一石山 秀和(町方文書を中心に)(随筆・日記史料を中心に)①(随筆・日記史料を中心に)②(随筆・日記史料を中心に)③(随筆・日記史料を中心に)④第2期第2期(江戸時代の版本を中心に)①(江戸時代の版本を中心に)②(江戸時代の版本を中心に)③(明治時代の版本を中心に)④(地方文書を中心に)【第8回】くずし字史料の読解と内容の検討【第9回】くずし字史料の読解と内容の検討【第10回】くずし字史料の読解と内容の検討【第11回】くずし字史料の読解と内容の検討【第12回】くずし字史料の読解と内容の検討【第13回】まとめとテスト講義コード11B6120602授業形態演習科目名日本史基礎演習2B履修前提条件授業の目的①戦国大名・今川氏が定めた分国法『今川仮名目録』を読解する。到達目標①分国法について理解する。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法①授業への取り組み姿勢(60%)…積極的に授業に参加し、適切な調査・報告ができたかなどフィードバックの内容授業内にて解説する。教科書『戦国大名と分国法』清水克行(岩波書店)2018指定図書『中世法制史料集 第3巻・武家家法Ⅰ』佐藤進一ほか編(岩波書店)1965、『中世政治社会思想・上』石井進ほか校注(岩参考書『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』苅米一志(吉川弘文館)2015教員からのお知らせテキストは、指定図書からプリントして配布する。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて対応します。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学修、演習、プレゼンテーション実践的な教育内容その他講義コード11B6120603授業形態演習科目名日本史基礎演習2C履修前提条件授業の目的授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法成績評価は、授業への取り組みの姿勢(50%)、レポートの成績(50%)で評価します。フィードバックの内容授業中に適宜課題を出し、その課題に対する講評を翌週の授業内で行う。教科書指定図書参考書『概説古文書学(近世編)』日本歴史学会(吉川弘文館)1989、『近世古文書解読字典』林英夫監修(柏書房)1972、『くずし字用例辞典』児玉幸多編(東京堂出版)1993、『日本近代史を学ぶための文語文入門』古田島洋介(吉川弘文館)2013史料には多くの旧漢字が登場する。新・旧にかかわらず漢字に親しむことが求められる。また、予習・復習を忘れずにおこなうこと。演習の資料の授受はTeamsを使用する予定である。教員からのお知らせオフィスアワー本演習に関する質問・相談は、各学部・学科にて定めるオフィスアワーにて受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容ゼミナール形式実践的な教育内容その他 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期
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