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本講義では、現代の美学が課題とするいくつかの主要なトピックについて、その代表的な議論を学びます。美学とは、美という価値・芸術一般・感性という三つの探究テーマをもつ哲学の一分野です。哲学の一分野というと堅苦しいイメージをもつ方も多いかもしれませんが、本講義が扱う分析美学は私たちの日常を経験に即して考えるための道具立てになるでしょう。・日常の経験や身近な事柄に関して、美学(広く哲学)の概念や思考の方法を用いて自分で考えることができるようになる。受講生は授業テーマに対応する配布資料に目を通してから、授業に参加するようにしてください。授業内で参考文献などを紹介するので、自身の関心に合わせて挑戦してみましょう。そのため、この科目では60時間以上の授業外学修を行うことが望ましいです。【第1回】導入―分析美学とは何か【第2回】美的経験とは何か―芸術と美的経験【第3回】美的経験とは何か―知覚の哲学からのアプロー【第4回】美的経験とは何か―日常の美学【第5回】美的経験とは何か―なぜ美的な事柄を気にかけ【第6回】小括【第7回】芸術とは何か―問いの所在【第8回】芸術とは何か―アートワールド各回の授業では、「今日の問い」というかたちで振り返り課題に取り組んでもらいます(リアクションペーパーを兼ねています)。この課題に対するフィードバックを翌週授業内冒頭にて実施する予定です。また、授業での疑問や質問に関して、全体に関わる内容は授業内に回答し、それ以外はwebclassを使用します。Nanay(OxfordUniversityPress)2019また、教員からのフィードバックによる振り返りを各回の授業内冒頭で実施します。チるのか抽 選 の 有 無なし備考【第9回】芸術とは何か―制度的分析【第10回】小括【第11回】フィクションとは何か―問いの所在【第12回】フィクションとは何か―ごっこ遊び【第13回】フィクションとは何か―芸術と道徳【第14回】小括【第15回】総括津田 栞里第2期講義コード11B5135601授業形態講義科目名美学の基本諸問題履修前提条件授業の目的到達目標・美学(広く哲学)にかかわる基礎的な知識を習得する。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業内の取り組み(各回の振り返り課題含む)60%、学期末レポート(1,000字程度)40%で評価します。フィードバックの内容教科書指定図書参考書『分析美学入門』ロバート・ステッカー(森功次訳)(勁草書房)2013年、『Aesthetics:AVeryShortIntroduction』Bence教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容学生間の意見共有を目的としたグループ・ワークを適宜実施します。その他   担 当 教 員    開 講 期 ― 88 ―

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