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哲学科― 75 ―中国の思想史を概説的に講義する。漢代から清代に至るまでの思想・学術の流れを概観する。儒学の変遷(訓詁学・朱子学・陽明学・考証学)を中心として,道教や西学についても扱う。また,講師の専門である医学・本草学の思想にも多く言及したい。儒学は日本への影響も大きいため,学習を進めることにより,我々の考え方や行動の枠組みがいかに形作られてきたかを考察することが,この授業の目的である。中国思想史に関する知識の概略を説明できる。中国思想に関する基礎的な史料・資料を図書館で調査することができる。中国思想の諸問題を自らの考え方と関連付け,哲学的な思考ができるようになる。指定図書や毎回の授業で提示する参考書を読み,復習を行う(35時間)。不定期に行う確認テストのために準備学習を行う(10時間)。期末レポートのための準備学習を行う(15時間)。以上,60時間以上の授業外学修を行うこと。【第1回】授業ガイダンス/諸子百家総論【第2回】陰陽五行説と漢初の思想【第3回】儒学の国教化【第4回】天人相関論と讖緯説【第5回】今文学・古文学と漢唐訓詁学【第6回】玄学と清談【第7回】道教の成立【第8回】道教の発展授業への取り組み・リアクションペーパー(30%)確認テスト(30%)期末レポート(40%)『中国哲学史』中島隆博(中央公論新社)2022、『はじめて学ぶ中国思想』渡邉義浩,井川義次,和久希編著(ミネルヴァ書房)2018、『入門中国思想史』井ノ口哲也(勁草書房)2012、『概説中国思想史』湯浅邦弘編(ミネルヴァ書房)2010、『中国思想史』アンヌ・チャン著;志野好伸,中島隆博,廣瀬玲子訳(知泉書館)2010、『中国思想史』溝口雄三,池田知久,小島毅(東京大学出版会)2007、『儒教の歴史』小島毅(山川出版社)2017、『道教の歴史』横手裕(山川出版社)2015、『朱子学と陽明学』小島毅(筑摩書房)2013、『「清朝考証学」とその時代』木下鉄矢(創文社)1996『中国思想文化事典』溝口雄三,丸山松幸,池田知久編(東京大学出版会)2001、『中国思想辞典』日原利国編(研文出版)1984、『中国思想史 上』日原利国編(ぺりかん社)1987、『中国思想史 下』日原利国編(ぺりかん社)1987、『中国思想史(上)』森三樹三郎(第三文明社)1978、『中国思想史(下)』森三樹三郎(第三文明社)1978、『中國哲學史』狩野直喜(岩波書店)1953、『中國思想史』東京大學中國哲學研究室編(東京大学出版会)1952、『中国の思想』溝口雄三(放送大学教育振興会)1991、『中国文化論』李徳順著;上村元顧訳(かもがわ出版)2017教員からのお知らせ世界史・中国史を学修していなくても受講に差し支えないが,事前に把握しておけば,より授業の内容が理解できるであろう。また,受講生の興味・関心に柔軟に対応したいので,ぜひ積極的に授業に参加して欲しい。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は,授業終了後,次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する。アクティブ・ラーニングの内容能動的な授業外学習その他また,MicrosoftTeams,WebClass等でも対応する。抽 選 の 有 無なし備考【第9回】道統と道学の形成【第10回】朱熹と朱子学の思想【第11回】朱子学の展開【第12回】王守仁と陽明学の思想【第13回】陽明学の展開【第14回】イエズス会と西学東漸【第15回】清朝考証学の成立と発展上村 元顧第2期講義コード11B5131201授業形態講義科目名東洋思想史2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容リアクションペーパーや確認テストのフィードバックは,翌授業回の冒頭,MicrosoftTeams,WebClass等で行う。教科書プリント配布,データ配布指定図書参考書   担 当 教 員    開 講 期 

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