本講義では、仏教・イスラームと共に世界三大宗教の一つであるキリスト教について、その聖/正典である「旧約聖書」を軸とし、また、その成立及び継承背景としての歴史・風土・文化的諸側面、多角的視点、現実的な感性を大切にしながら、授業の目的根本思想を学びます。到達目標キリスト教の根本思想およびその形成と発展の歴史的文脈と文化的広がりの概要について、「旧約聖書」を軸としながら総合的に基礎を捉え、それら諸側面について、自身で考察することができるようになる。この科目では、60時間以上の授業外学習を行うことを必要とします。各授業テーマで扱う内容について、以下のように予復習を行って下さい。予習(60分):次回の講義内容を確認し、可能な範囲で下調べをする。復習(60分):講義内容を振り返り、自身が学んだ内容と考えたことについて、再考し、整理する。【第1回】導入・アンケート・授業の方法論(宗教学的方法と神学的方法について)【第2回】一神教とキリスト教①(一神教の定義・歴史・文化について)【第3回】一神教とキリスト教②(一神教諸宗教の相互関連性・文化について)【第4回】旧約聖書①(成立・構成・読み方)【第5回】旧約聖書②(成立の歴史的背景・風土・思想的影響)【第6回】旧約聖書③(「創世記」にみる基本的世界観・神観・人間観・死生観)その1【第7回】旧約聖書④(「創世記」にみる基本的世界観・神観・人間観・死生観)その2【第8回】旧約聖書⑤(「創世記」に見る基本的世界観・神観・人間観・死生観)その3【第9回】旧約聖書⑥(「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」にみられる神観)【第10回】旧約聖書⑦(「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」にみられる人間のありよう)【第11回】旧約聖書⑧(「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」に描かれる律法)【第12回】旧約聖書⑨(「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」に描かれる律法の影響史)【第13回】旧約聖書⑩(預言者と預言書)【第14回】旧約聖書⑪(諸書)【第15回】総括以下の割合で、総合的に評価します平常点(各講義毎のリアクションペーパーの提出状況):40%期末レポート:60%急を要する場合には、webClassから、別途お知らせをします。抽 選 の 有 無あり備考土居 由美第1期講義コード11B5126401授業形態講義科目名キリスト教思想1履修前提条件授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容次回の講義内で全体にフィードバックすることを基本とします教科書指定図書参考書教員からのお知らせ基本的な必要事項については、講義内でお知らせします。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容能動的な授業外学習:図書館やインターネットなどで、講義内容に関わる参考資料を調べるその他 担 当 教 員 開 講 期 ― 64 ―
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