哲学科― 57 ―夏休み中に仕上げた第一卒業論文をもって、第一回目の中間発表をして、参加者全員に自分が気になっているところや、他の参加者がどのような感想や意見を持つかを聞き、それをもとに第一卒論を書き直し、第二卒業論文を仕上げる。それをもって第二回目の発表をして書き直す。その途中で各自の文章や考察の問題点について個別指導を実施する。以上の行程を経て、卒業論文を完成することがこの授業の目的である。この授業を通して、主に資料の用い方や引用の仕方、さらには文章を論理的に記述する作法を身に着けることができる。また、徹底的に一つのテーマに取り組む集中力と忍耐力が身に着けることができる。そして、最も大切なことは、自ら練り上げた自分独自の思想を持つことができ、自分自身に自信がもてるようになる。何度も読み直し、自分の主張したいことが相手に伝わる文章になっているかどうかを常にチェックすること。各文章や各段落相互において、論理的矛盾がないかを検討すること。他の見方や考え方がないかどうか、常に自問自答し、誰かに論文を読んでみてもらうこと。そのために必要な授業外学修に60時間以上必要と思われる。【第1回】第1回中間発表(その1)【第2回】第1回中間発表(その2)【第3回】第1回中間発表(その3)【第4回】第1回中間発表(その4)【第5回】論文の文章作法・引用の仕方の個別点検(その1)【第6回】論文の文章作法・引用の仕方の個別点検(その2)【第7回】論文の文章作法・引用の仕方の個別点検(その3)【第8回】論文の文章作法・引用の仕方の個別点検(その4)本授業に関する質問・相談は、下記の方法で受け付けます。①オフィスアワー/木曜日14:30-16:00②授業時間の前後③メール/あて先は授業内で指示します。担当教員の指導下で卒業論文を執筆する学生のための演習です。具体的には、教員の司会のもとで学生たちが卒業論文の論題に関して発表しコメントしあうこと、また教員と個別に面談する折にはその都度持参した草稿に関して問題点を指摘した授業の目的り、改善のためのアドヴァイスを提示します。このやり方を、各学生の論文執筆の作業の進捗状況に合わせて、展開します。到達目標指導に従って十分な学修をするならば、各自が選定した論題について、できるだけ優れた内容の卒業論文を執筆できます。この科目では、次のような作業により60時間以上の授業外学修を行なうこと。すなわち、その都度の自分の執筆内容を、参授業外学修内容・考書を適宜参照しつつ、できるだけ明確に表現して、必要に応じて問題点を質問できるようにすること。そのために、自分授業外学修時間数の執筆した草稿を反復して読むこと。ン学生が選定した卒業論文の論題に応じて、上記のやり方を実行します。ン【第1回】卒業論文計画発表(1)ン【第2回】卒業論文計画発表(2)ン【第3回】卒業論文計画発表(3)ン【第4回】卒業論文計画発表(4)ン【第5回】卒業論文計画発表(5)ン【第6回】個別面談による指導(1)ン【第7回】個別面談による指導(2)ン【第8回】個別面談による指導(3)ン【第9回】個別面談による指導(4)ン【第10回】個別面談による指導(5)ン【第11回】個別面談による指導(6)ン【第12回】個別面談による指導(7)ン【第13回】個別面談による指導(8)ン【第14回】個別面談による指導(9)ン【第15回】個別面談による指導(10)ことが不可欠です。うなコメントを出せるか、試みてください。それによって哲学的な能力をやしなうことができるでしょう。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考【第9回】第2回中間発表(その1)【第10回】第2回中間発表(その2)【第11回】第2回中間発表(その3)【第12回】第2回中間発表(その4)【第13回】最終チェック・個別指導(その1)【第14回】最終チェック・個別指導(その2)【第15回】最終チェック・個別指導(その3)村上 喜良湯浅 正彦第2期第1期講義コード11B5123701授業形態演習科目名上級演習6履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み100%フィードバックの内容個別に対応する。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ締切に追われないように、怠らず、余裕をもって卒業論文の作成にあたること。そのためにも、遅刻・欠席はしないように。オフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容ディスカッション、プレゼンテーションその他皆さんの大学生活を締めくくる大切な卒業論文です。何か質問があるときは、授業外でもいつでも連絡してください。講義コード11B5123801授業形態演習科目名上級演習7履修前提条件授業計画成績評価の方法平常点と、学期末に提出してもらう400字詰め原稿用紙20枚分=8000字の草稿の内容によって評価します。フィードバックの内容上記のように、発表や草稿へのコメント、質疑応答によって行なう。教科書なし。指定図書なし。参考書なし。教員からのお知らせ哲学は所詮みずから感得するしかなく、そのためには、適当な論題について自分の議論を口頭で、また文章により展開するオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容j発表形式や、個人面談のかたちで議論を行なう。その他自分以外の学生の議論に付き合うことも、大切な哲学の訓練です。はたして、またどこまで理解できるか、ぎりぎりどのよ 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期
元のページ ../index.html#67