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哲学科― 55 ―本授業は、受講生が哲学の学びの証となるような卒業論文を、討論を通して準備することを目的とする。受講生はテーマ・目次・構想を検討し、基本文献の内容説明とそれぞれの卒論の組み立てを全員で議論する。哲学対話を中心としたワークショップも適宜行う。学生は教員の個別指導を受けながら、それぞれのテーマに即してさらなる文献を参照する。授業ではインターネット通信や映像資料も活用する。最後に夏季休暇の執筆のために、章の組み立ての詳細を記載した「卒論マップ」と「夏休み執筆計画書」を作成する。障害のある人のコミュニケーションを支援を目的とする福祉ものづくりに参加する。・卒業論文のテーマ・目次・構想を、受講生同士の討論や教員の指導を通して確定することができる。・レファレンスの仕方を学び、卒論執筆に活かすことができる。・文献精査をテーマが近いグループで行い、互いに議論を深めることができる。・夏季休業期間に行なう論文執筆の準備となる、「卒論マップ」と「執筆計画書」を作成し、計画的に卒論を執筆することができる。・障害のある人のコミュニケーションを支援する福祉ものづくりに参加し、創造力・協調力を身につける。卒業論文のテーマに即した文献を個別に選定し、それを精読する。そしてテーマに即して、論文の目次を作成し、概要を書く。その後、卒論構想発表のレジュメを作成する。福祉施設等での事前実習、指導教員との個別面談を行なう。最後に、「卒論マップ」と「執筆計画書」を作成し、発表する準備を行なう。哲学対話による生命倫理をテーマとする学生は、夏休みに実習がある。以上、授業外で60時間以上の学修を行う。【第1回】卒論執筆ガイダンス【第2回】卒論構想検討 題目の確定1【第3回】卒論構想検討 題目の確定2【第4回】卒論構想検討 文献研究 グループ討議1【第5回】卒論構想検討 文献研究 グループ討議2【第6回】卒論構想検討 文献研究 グループ討議3【第7回】卒論構想検討 文献研究発表会1【第8回】卒論構想検討 文献研究発表会2ンン順番については、受講生の進捗状況によって、臨機応変に変更する。ン授業内で予定が合えば、遠隔地のALS患者とスカイプ通信を行う。ワークショップ参加への姿勢、執筆にかける努力を加味して評価を行う。社)2000、『増補改定版 自己決定権という罠』小松美彦(言視者)2017を活用してください。本授業に関する質問・相談は、下記オフィスアワーにて受付けます。第1期 火曜6限 第2期 火曜3限 研究室(2号館12階1202室)事前にメール等で予約すること。都合が合えば、上記以外の時間も可。名で行い、グループごとに発表し、意見交換する。抽 選 の 有 無なし備考【第9回】卒論構想検討 文献研究発表会3【第10回】卒論構想検討 文献研究発表会4【第11回】卒論構想検討 文献研究発表会5【第12回】卒論マップ、計画書作成ガイダンス【第13回】卒論マップ、計画書提出【第14回】卒論原稿執筆【第15回】卒論原稿執筆 8000字目標田坂 さつき第1期講義コード11B5123401授業形態演習科目名上級演習3履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法成績はゼミでの発言など平常点30%、構想の発表30% 提出物40%で評価する。平常点は、受講生の文献やテキスト読解、フィードバックの内容WebClassで卒論の原稿は適宜フィードバックする。教科書指定図書『生権力の歴史-脳死・尊厳死・人間の尊厳をめぐって』小松美彦 (青土社)2012、『優生学と人間社会』米本昌平他(講談参考書教員からのお知らせ個別面談による卒論相談はオフィスアワーを利用してください。受講生同士の情報交換や進捗状況報告のために、WebClassオフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容毎時間発表を2名程度行い、挙手により意見共有し、教員がコメントする。グル-プ・ディスカッションを3名か4その他「体験学習1」も合わせて履修すること   担 当 教 員    開 講 期 

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