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講義コード11B5122001授業形態演習科目名哲学演習5履修前提条件授業の目的「人は皆利己主義者か」という問題を取り上げます。この問題に関する様々な哲学者の議論を紹介しつつ、私自身の考えも皆到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み(20%)、課題(40%)、学期末レポート(40%)で評価しますフィードバックの内容提出された課題や討論の内容を次回の授業で共有し適宜コメントします。教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワーこの講義に関する質問・相談は、授業後またはc-learningを通じて受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容ディスカッションその他講義コード11B5122101授業形態演習科目名哲学演習6履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み(15%)、課題(50%)、期末レポート(35%)で評価します。フィードバックの内容討論結果や課題のうち、代表的な答えや面白かった答えを紹介する資料を毎回配布します教科書指定図書参考書『死と死別の社会学』澤井敦(青弓社)2005、『エンディングノート』砂田麻美(バンダイビジュアル)2012教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業後に受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容グループ・ディスカッションその他さんに聞いてもらい、一緒に答えを出すことを目指します。哲学的な問題を理解することができる哲学的な議論を評価することができる哲学的な議論に対する自分の意見を他者に伝えることができるこの授業では授業学学修時間として、60時間以上を費やすことを要求します。この時間を講義内容の復習や課題の作成にあててください。【第1回】「人は皆利己主義者か」とはどのような問題なのか【第2回】そもそも利己主義と利他主義の違いはどこにあるのか【第3回】利他主義的行為の不可解さはどこにあるのか【第4回】哲学的議論の紹介(1):J・レイチェルズの意見【第5回】哲学的議論の紹介(2):柏端達也の意見【第6回】哲学的議論の紹介(3):柏端達也の意見(つづき)【第7回】哲学的議論の紹介(4):田村均の意見【第8回】ディスカッション1:これまでにみた議論の中に正しいものはあるか【第9回】哲学的議論の紹介(5):T・ネーゲルの意見【第10回】道徳心理学者の意見:J・グリーンの意見【第11回】実験や観察に基づく利他主義の擁護:トマセロやドゥヴァールの意見【第12回】実験や観察に基づく利他主義の擁護:バトソンの意見【第13回】ディスカッション2:これまでにみた議論の中に正しいものはあるか【第14回】私自身の意見【第15回】まとめ『現実を見つめる道徳哲学(旧版)』J・レイチェルズ(晃洋書房)2003、『自己欺瞞と自己犠牲』柏端達也(勁草書房)2007、『自己犠牲とは何か』田村均(名古屋大学出版会)2018、『ThePossibilityofAltruism』T・Nagal(PrincetonU.P.)1970、『モラル・トライブズ(上・下)』J・グリーン(岩波書店)2015、『ヒトはなぜ協力するのか』M・トマセロ(勁草書房)2013、『利他性の人間学』C・バトソン(新曜社)2012、『共感の時代へ』F・ドゥ・ヴァール(紀伊国屋書店)2010「死生学」を主題として演習を行います。我々が現在死とどのような仕方で向き合っているのか、かつてはどうだったのかについて、いくつかの文献の内容を踏まえつつ考えます。死の恐怖をめぐって人々がしてきたこと、考えてきたことに触れて、自分の死生観を見つめてください。・死生観の変遷について知る・本を読んで理解したことや考えたことを文章にまとめることができる・自らの死生観について考えるこの科目では60時間以上の授業外学修を行うこと。そのために毎回課題を課します(あまり皆さんの負担にならないように工夫します)【第1回】ガイダンス+『死ぬ瞬間』における死の五段階【第2回】『死ぬ瞬間』における死の五段階(2)【第3回】『死ぬ瞬間』における死の五段階(3)【第4回】『無痛文明論』にみる死の恐怖(1)【第5回】『無痛文明論』にみる死の恐怖(2)【第6回】『百万回生きたねこ』と『人はすべて死す』におけ【第7回】『百万回生きたねこ』と『人はすべて死す』におけ【第8回】『死と歴史』における飼いならされた死と野生化し『死ぬ瞬間』キューブラー・ロス(中央公論社(中公文庫))2001、『ケア従事者のための死生学』島薗進、清水哲郎(編)(ヌーヴェルヒロカワ)2010、『百万回生きたねこ』佐野洋子(講談社)1977、『無痛文明論』森岡正博(トランスビュー)2003、『共鳴する死』小松美彦(勁草書房)1996、『人はすべて死す』ボーヴォワール(岩波書店(岩波文庫))1959、『死と悲しみの社会学』G.ゴーラー(ヨルダン社)1986、『死と歴史』P.アリエス(みすず書房)1983、『イワン・イリッチの死』トルストイ(岩波書店(岩波文庫))1973抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考竹内 聖一竹内 聖一た死(2)死(1)死(2)死(3)フィ(1)フィ(1)第1期第2期   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 (1)る不死(1)る不死(2)た死(1)【第9回】『死と歴史』における飼いならされた死と野生化し【第10回】『共鳴する死』における共鳴する死と個人閉塞した【第11回】『共鳴する死』における共鳴する死と個人閉塞した【第12回】『共鳴する死』における共鳴する死と個人閉塞した【第13回】『死にゆくものの孤独』における文明化と死【第14回】『死と悲しみの社会学』における死のポルノグラ【第15回】『死と悲しみの社会学』における死のポルノグラ― 46 ―

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