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我々は日々フィクション(虚構)に触れて暮らしていますが、フィクションについて実はよく理解していないところがあります。そのことを浮き彫りにするために、主に以下の3つの問いを取り上げます。1)フィクションとノンフィクションとを分けるものは何か2)われわれはなぜフィクションを楽しめるのか3)フィクションの中の登場人物はどのような意味で存在していると言えるのか・哲学的議論を理解する力を身につける・哲学的議論の妥当性を批判的に検討する力を身につける・哲学的議論を具体的な問題に適用する力を身につけるこの科目では60時間以上の授業外学修を行うこと。その時間を毎回の講義内容の振り返りや課題の作成にあててください。【第1回】ガイダンス(成績評価の方法の説明+講義の概要【第2回】第1部 フィクションとノンフィクションの違い【第3回】作品の特徴に注目する【第4回】虚構説:作品と現実との関係に注目する【第5回】意図説:作者の意図に注目する【第6回】ごっこ遊び説:読者の姿勢に注目する【第7回】第2部 我々はなぜフィクションを楽しむことが【第8回】ごっこ遊び説:見立てから生じる恐怖*学期中に課題を2回提出してもらい、それをもとに学期末レポートを作成してもらう予定です。課題についても、代表的な答えやおもしろかった答えなどを紹介する資料を配布します。『フィクションの哲学[改訂版]』清塚邦彦(勁草書房)2017、『フィクションとは何か』ケンダル・ウォルトン(名古屋大学出版会)2016、『恐怖の哲学』戸田山和久(NHK出版)2016、『虚構世界の存在論』三浦俊彦(勁草書房)1995、『現代存在論講義II』倉田剛(新曜社)2017復習し、練習問題を解く。そのために授業外60時間の学習をする。【第1回】命題と真偽【第2回】推論と演繹【第3回】否定の意味【第4回】「かつ」と「または」のド・モルガンの法則【第5回】消去法と「いずれにせよ」論法【第6回】必要条件と十分条件【第7回】逆・裏・対偶【第8回】推論をつなぐ【第9回】背理法【第10回】「すべて」と「ある」の推論【第11回】「すべて」と「ある」のド・モルガンの法則【第12回】「すべて」の逆・裏・対偶【第13回】「すべて」と「ある」を組み合わせる【第14回】論理学とは何か【第15回】まとめメールで随時質問・相談を受け付けます。面談希望の人もメールで予約してください。アドレスはnoya@u01.gate01.comの紹介)は何かできるのか抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無なし備考【第9回】思考説:考えるだけで怖くなる?【第10回】悲劇の快:模倣がもたらす快【第11回】悲劇の快:筋や感情がもたらす快【第12回】第3部 フィクションの登場人物はどのような存【第13回】そもそも「存在」とは?:ラッセル対マイノング【第14回】理論的対象説:文芸批評の成立条件としての虚構【第15回】ごっこ遊び説と人工物説:言葉が生み出す対象竹内 聖一在か的対象野矢 茂樹第1期第1期講義コード11B5121101授業形態講義科目名現代哲学の諸相2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法講義への取り組み(40%)、課題(30%)、学期末レポート(30%)で評価します。フィードバックの内容次回の講義の冒頭で、前回皆さんから寄せられた問題への答や講義内容に対する質問について紹介する資料を配布します。教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、c-learningを通じて受けつけます。アクティブ・ラーニングの内容c-learningに書き込まれた回答を匿名で公開することで、受講生全体の意見共有を図ります。その他講義コード11B5121201授業形態講義科目名論理学とは何か履修前提条件授業の目的基本的な論理的推論を取り上げ、それを解説する。その上で、練習問題を解くことによって、そうした推論に習熟させる。到達目標基本的な論理的推論についての理解を得る。その上で、そうした推論に習熟し、誤った推論に陥らないようになる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法平常点(40%)と学期末テスト(60%)で評価する。フィードバックの内容リアクションぺーパーの回答に対するフィードバックを次回以降の授業で行う。教科書『まったくゼロからの論理学』野矢茂樹(岩波書店)2020指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容問題を数多く出し、答えてもらう。その他教科書を購入するのが難しい人は相談してください。貸与します。   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 38 ―

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