哲学科― 37 ―講義コード11B5120901授業形態講義科目名近代哲学史2履修前提条件授業の目的西洋近代哲学史を入門的に学ぶために、世紀転換期のアメリカ哲学に焦点を当て、代表的な哲学者の思想内容を概括的に講到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法毎回の課題(30%)、期末試験(70%)フィードバックの内容課題に対するフィードバックを翌週の授業内で行う。教科書指定図書『物語哲学の歴史』伊藤邦武(中公新書)2012年、『新しく学ぶ西洋哲学史』荻野弘之+山本+大橋+本郷+乘立(ミネルヴァ書房)2022年『哲学の歴史第8巻 社会の哲学』伊藤邦武編(中央公論新社)2007年、『アメリカ哲学史―一七二〇年から二〇〇〇年』ブルース・ククリック著 大厩+入江+岩下+岸本訳(勁草書房)2020年、『ウィリアム・ジェイムズのことば』岸本+入江+岩下+大厩(教育評論社)2018年、『経験の流れとよどみ―ジェイムズ宇宙論への道程』大厩諒(晃洋書房)2022年、『アメリカ哲学入門』ナンシー・スタンリック著、藤井翔太訳(勁草書房)2023年参考書教員からのお知らせ授業の進め方や評価などについては、第1回で詳しく説明します。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容毎回の小レポートに対して、翌週の授業で意見共有し、フィードバックを行う。その他講義コード11B5121001授業形態講義科目名現代哲学の諸相1履修前提条件授業の目的授業計画成績評価の方法期末のレポート70%、平常点30%により総合的に評価する。フィードバックの内容小テストを行なった場合には、模範解答を示す。教科書『1冊でわかる 意識』ブラックモア(岩波書店)2010指定図書なし。参考書なし。教員からのお知らせ適宜質問や討論の時間を設けるつもりですので、積極的に発言して哲学的な体験を深めるようにしてください。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容各回の授業で課題を出し、模範解答を示す。その他テクストをもたない者(家へ忘れてきた場合を含む)の授業への参加を認めません。また、理由なく授業に遅刻して来た者義する。アメリカ哲学の流れを説明できる。アメリカ哲学の理解を通して、普遍的な哲学的問題に対して自主的に取り組むことができる。複数の資料を比較し、論点を整理しつつみずからの考えを提示できる。各回の授業で触れた点や参考文献について、図書館やインターネットを利用して復習を行い、各自の問題意識を育み、理解を深めること。毎回の小レポート作成と合わせ、授業外に計60時間以上の学修を行うこと。【第1回】導入【第2回】パースのプラグマティズム【第3回】パースの探究理論【第4回】ジェイムズのプラグマティズム【第5回】ジェイムズの宗教論【第6回】デューイの探究理論【第7回】新カント派の哲学【第8回】ジェイムズの心理学ただし5回以上欠席した場合は単位を認めない。現代哲学は、古代ギリシア以来二千数百年にわたる西洋哲学の歴史的展開を受けて、実に多種多様な様相を呈している。しかしこの授業では、そのうちから最近の目立った思潮を代表するような著作を取り上げ解説することで、その理解のための一助とすることにしたい。そのために今年度は、哲学的な最重要問題の一つである「意識」に関する現代の諸議論を見事に総括しつつ展望した、スーザン・ブラックモア著『1冊でわかる 意識』を精読する。到達目標現代哲学の多様なアスペクトを理解しつつ、そこでいまなお、おそらくはいつまでも追究されるべき哲学的な問題に見当をつけることができる。授業外学修内容・この科目では、以下のような作業をして60時間以上の授業外学修を行なうこと。すなわち、各回の授業内容を復習し、課題授業外学修時間数への回答をC-learningで提出すること、また前回の課題への講評を熟読すること。ン【第1回】第1章 なぜ意識は謎なのかン【第2回】第2章 人間の脳(1)ン【第3回】同上(2)ン【第4回】第3章 時間と空間(1)ン【第5回】同上(2)ン【第6回】第4章 壮大な錯覚(1)ン【第7回】同上(2)ン【第8回】第5章 自我(1)ン【第9回】同上(2)ン【第10回】第6章 意識的な意志(1)ン【第11回】同上(2)ン【第12回】第7章 変性意識状態(1)ン【第13回】同上(2)ン【第14回】第8章 意識の進化(1)ン【第15回】同上(2)は出席扱いにしません。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考【第9回】純粋経験とは何か① 概観、西田との比較【第10回】純粋経験とは何か② 二元論の克服【第11回】純粋経験とは何か③ 純粋経験の分化【第12回】ロイスの哲学① 形而上学、認識論【第13回】ロイスの哲学② 倫理学、宗教論【第14回】ジェイムズと世紀転換期の心霊研究【第15回】総括大厩 諒湯浅 正彦第2期第2期 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期
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