哲学科― 29 ―古代ギリシアに誕生した「哲学」とはどのようなものか、その本質をヨーロッパの哲学をもとにして示すこと。これが授業の目的。ヨーロッパにおいて「哲学」は、個々の学問ならびに文化と一体のものであったし、それらを統合するものであっ授業の目的た。こうした本来の「哲学」を紹介するのが授業の目的である。到達目標古代ギリシアに誕生し、ヨーロッパ文化の土台であり続けている「哲学」について、その本当の内容を知ること。とくに個々の「学問」との関係を理解すること。これが目標である。授業外学修内容・指定図書に挙げた『反哲学史』などを自分で読んでみることに45時間。授業の要約(1200字程度)を、何回か宿題とします授業外学修時間数が、これは15時間以上必要です。合計60時間以上の学修を行なうこと。【第1回】哲学の出発点【第2回】哲学者と知識人の違い(ソクラテスの問いの意味)【第3回】ギリシアの数学と哲学(タレスやプラトン)の関係【第4回】アリストテレスによる哲学と学問分類【第5回】近代自然科学の物質概念と近代哲学【第6回】アダム・スミスなどの近代社会科学と哲学【第7回】19世紀ドイツの歴史哲学【第8回】実証主義と学問論争(ヴンデルバントなど)【第9回】ニヒリズムとの対決(ニーチェなど)【第10回】道具的理性批判(ホルクハイマーなどフランクフルト学派)【第11回】ウィトゲンシュタインの知覚論とハンソンの観察の理論負荷性【第12回】クーンやダントその他反進歩史観【第13回】生物学と哲学(スペンサーやマックスやシェーラー)1【第14回】生物学と哲学(ロータッカーやニコライ・ハルトマン)2【第15回】まとめなどツからの提言』長倉誠一訳(未知谷)19997.、『現代の古典カント』長倉誠一訳(未知谷)2023.11.この授業では、哲学的な思考力、読解力、論述力、歴史・文化への関心を養成するのが目的である。テキストの読解、レポート作成を含めて、授業外に計60時間以上の学修が必要となる。【第1回】イントロダクション ルネサンス哲学と魔術【第2回】マルシリオ・フィチーノの星辰魔術【第3回】想像力【第4回】ピーコ・デッラ・ミランドラとカバラ思想【第5回】文字と数【第6回】コルネリウス・アグリッパのオカルト哲学【第7回】熱狂と恍惚【第8回】パラケルススの医学思想【第9回】天体と身体【第10回】ジョン・ディーの自然哲学【第11回】モナドと錬金術【第12回】哲学的探究としての天使召喚【第13回】ジョルダーノ・ブルーノのエロス魔術【第14回】愛と絆【第15回】総括抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考長倉 誠一武内 大第1期第2期講義コード11B5120402授業形態講義科目名哲学とは何かB履修前提条件授業計画成績評価の方法課題の「レポート」提出(Cラーニング利用)など平常点で50点、まとめの小テストで50点の総合評価フィードバックの内容課題のレポートを確認し、必要な場合は、それを通じて応答する。教科書プリント配布指定図書『反哲学史』木田元(講談社学術文庫)20002.、『子どものためのカント』長倉誠一訳(未知谷)20083.、『哲学の原点-ドイ参考書教員からのお知らせとくになしオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容授業内容を文章としてまとめ、レポートとして提出することを数回求める。その他平常点の割合が高いので、レポート未提出の場合にはかなりマイナスになります。講義コード11B5120501授業形態講義科目名哲学の基本諸問題履修前提条件授業の目的魔術的な思想と深くかかわるルネサンス期の哲学を題材としつつ、想像力、言語、身体、愛などの問題について考えたい。到達目標歴史的・文化的背景を踏まえた哲学的思考ができる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法レポート(60%)、授業への参加意欲(40%)を考慮した総合評価。フィードバックの内容提出された課題や質問については、随時フィードバックを行う。教科書指定図書参考書『ルネサンスの神秘思想』伊藤博明(講談社)2012教員からのお知らせ資料は授業中に配布。参考書は授業中に改めてお知らせいたします。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学習などその他 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期
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