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講義コード11B5110104授業形態演習科目名基礎演習1D履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み(30%)、課題(35%)、学期末レポート(35%)で評価します。フィードバックの内容課題は添削した上で返却します。教科書『暇と退屈の倫理学』國分功一郎(新潮社)2022指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー授業に関する質問・相談は、講義後に受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容グループ・ディスカッション、プレゼンテーションその他講義コード11B5110201授業形態演習科目名基礎演習2A履修前提条件授業の目的到達目標西洋近代哲学の基本的な思考方法が、その骨格をなす諸術語の運用の仕方を含めて、なにがしか理解できる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法期末のレポート60%、平常点40%により総合的に評価する。フィードバックの内容小テストを行なった場合には、模範解答を示す。教科書『デカルト『省察、ほか』デカルト(中央公論新社)2002年指定図書なし。参考書『デカルト』野田又夫(岩波書店)1966年教員からのお知らせ生活のうちで相応に時間を確保して自発的に、忍耐づよくテクストを読むことを習慣とするように努力してください。自分オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容機会を見て、質疑応答や議論を行なう。その他テクストをもたない者(家へ忘れてきた場合を含む)の授業への参加を認めません。また、理由なく授業に遅刻して来た者   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 24 ―國分功一郎『暇と退屈の倫理学』を読みます。この本で論じられているのは現代に生きる私たちが日々感じている退屈とどう付き合って行くべきかということです。この本を皆で丁寧に読んで行くことを通じて、哲学とはどのような学問なのか、またそれが私たちの生活とどう関わっているのかということを学びます。・哲学的な問題の立て方を理解する・哲学的な議論の読み方を身につける・相手に伝わるように書く技術を身につける・相手の考えを理解する技術を身につけるこの授業では60時間の授業外学習を課します。そのために毎週課題を出します(あまり皆さんの負担にならないように工夫します)。【第1回】ガイダンス+好きなこととは何か?【第2回】第1章 暇と退屈の原理論(1)【第3回】第1章 暇と退屈の原理論(2)【第4回】第3章 暇と退屈の経済史(1)【第5回】第3章 暇と退屈の経済史(2)【第6回】第4章 暇と退屈の疎外論(1)【第7回】第4章 暇と退屈の疎外論(2)【第8回】第4章 暇と退屈の疎外論(3)【第9回】第5章 暇と退屈の哲学(1)【第10回】第5章 暇と退屈の哲学(2)【第11回】第5章 暇と退屈の哲学(3)【第12回】第6章 暇と退屈の人間学(1)【第13回】第6章 暇と退屈の人間学(2)【第14回】第7章 暇と退屈の倫理学(1)【第15回】第7章 暇と退屈の倫理学(2)『消費社会の神話と構造』ボードリヤール(紀伊國屋書店)2015、『退屈の小さな哲学』ラース・スヴェンセン(集英社)2005、『生物から見た世界』ユクスキュル(岩波書店)2005、『幸福論』バートランド・ラッセル(岩波書店)1991、『パンセ』パスカル(中央公論社)2018この授業では、哲学を学び自ら哲学することを目指す諸君に、基礎的な素養となる哲学史的な知識をいくらか授け、哲学的な問題をいかに探り出し、それにいかに取り組み議論を構成していくかについて、若干の手ほどきを与えます。そのために、この授業では、近代哲学の創始者たるデカルトがその形而上学を叙述した『第一哲学のための省察』(略称『省察』)を精読しつつ、議論することにします。この科目では、以下のような作業をして60時間以上の授業外学修を行なうこと。すなわち、各回に読むテクストの該当箇所を下読みして、理解できない点を明確にし、必要に応じて質問できるようにして授業を受けること。授業後には、授業の内容を念頭に置きながら、該当箇所を反復読み、自分なりのまとめを執筆すること。ン【第1回】イントロダクションン【第2回】『省察』第一部(1)ン【第3回】『省察』第一部(2)ン【第4回】『省察』第二部(1)ン【第5回】『省察』第二部(2)ン【第6回】質疑応答と討論ン【第8回】『省察』第三部(1)ン【第9回】『省察』第三部(2)ン【第10回】『省察』第四部(1)ン【第11回】『省察』第四部(2)ン【第12回】質疑応答と討論ン【第13回】『省察』第五部(1)ン【第14回】『省察』第五部(2)ン【第15回】『省察』第六部が考えたい問題を示してくれるテクストを手に入れることが、哲学することへの王道です。は出席扱いにしません。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考竹内 聖一湯浅 正彦第1期第2期

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