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文学科日文コース― 325 ―講義コード11B8134101授業形態講義科目名篆・隷・書字学研究履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容毎回の授業で提出する課題を評価し、次回授業の冒頭で反省点を教示します。教科書毎回の授業で配付するハンドアウトをもって教科書に代えます指定図書『図説漢字の歴史』阿辻哲次(大修館書店)1989、『中国法書選2石鼓文・泰山刻石』(二玄社)1988、『中国法書選4乙瑛参考書教員からのお知らせ本科目は、高校「書道」の教員免許のための教職科目です。ただし、教員免許取得を目的としない場合であっても、書に関オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業時間後、次の授業に支障のない範囲で教室内でにて対応します。アクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返り。その他書道用具・用材については、初回のガイダンスで説明します。基本的には各自で準備してもらいます。講義コード11B8134201授業形態講義科目名■■■■■履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業内期末試験(70%)、授業への取り組み(30%)によって評価します。期末試験では、基礎知識の定着度を問います。フィードバックの内容リアクションペーパーに対するフィードバックを翌週授業の冒頭で行います。教科書毎回の授業で配付するハンドアウトをもって教科書に代えます指定図書参考書『書道テキスト3日本書道史』古谷稔(二玄社)2010教員からのお知らせ本科目は、高等学校「書道」の教員免許のための教職科目です。教員免許取得を目的としない場合であっても、書に関心がオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返り。その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 書道の実技を学ぶ講座です。古典の臨書を通して、篆書(てんしょ)と隷書(れいしょ)の基礎を身につけることを目的とします。篆書とは、漢字書体のうち、最も古い書体です。また、隷書は、統一前の秦で実用通行書体として生まれ、漢代には公用書体として広く使われた書体です。はじめに漢字書体の変遷と古文字学の基本について講義した後、篆書および隷書の書法を学びます。・漢字書体の変遷の歴史を理解する。・篆書と隷書の基本的な書法的特徴と両者の差異を理解する。・篆書と隷書の用筆法を身につける。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うことが求められます。授業内で取り上げられた作品について、自宅でしっかりと練習し、課題に取り組んでください。また、首都圏には、書の作品を所蔵・展示している博物館や美術館がたくさんあります。自ら足を運び、なるべく多くの本物に触れるよう心がけてください。【第1回】ガイダンス/漢字書体と古文字学の基礎【第2回】石鼓文①【第3回】石鼓文②【第4回】石鼓文③【第5回】泰山刻石①【第6回】泰山刻石②【第7回】泰山刻石③【第8回】乙瑛碑①毎回の授業内課題によって評価します。毎回の授業では、課題を練習の上、半紙1枚に清書したものを提出します。なお、成績評価にあたっては、巧拙を基準にすることはありません。ひとりひとりの取り組みと成長とを積極的に評価しますので、書が苦手だからといって受講を躊躇する必要はありません。碑』(二玄社)1989、『中国法書選8曹全碑』(二玄社)1988心があり、真剣に学ぶ意思のある方であれば受講を歓迎します。日本の書道の歴史について講義をします。書の遺品を鑑賞する際、筆法などの技法面ばかりに注目するのではなく、その遺品が制作された背景も同時に捉える必要性があります。そのため、本科目では日本の書道文化の歴史を概観することで、書の造形面のみならず、遺品の背景に着目します。つまりは日本語、日本文学や美術史、文化に関する学習を通して広い視野で遺品を捉え、考察する力を身につけることを目標とします。・日本書道史上の代表的遺品や人物、および重要事項等を理解する。・日本書道史に関する基本的知識を修得し、歴史的展開の概要を把握する。・日本文学や美術史、文化に関する学習を通して広い視野で遺品を捉え、考察する力を身につける。・美術館や博物館等で適切に遺品を鑑賞できる。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うことが求められます。自分が関心をもった作品や書人について、図書館で関連する本を探し、深く掘り下げてください。また、首都圏には、書の作品を所蔵・展示している博物館や美術館がたくさんあります。自ら足を運び、なるべく多くの本物に触れてください。【第1回】飛鳥~奈良:日本の金石文【第2回】飛鳥~奈良:真仮名・草仮名の遺品【第3回】奈良~平安:写経【第4回】平安前期:和様の書【第5回】平安中期:仮名の鑑賞法【第6回】平安中期~後期:世尊寺家の仮名【第7回】平安後期:源氏物語絵巻【第8回】鎌倉:藤原定家の書あり、真剣に学ぶ意思のある方の受講は歓迎します。抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考【第9回】乙瑛碑②【第10回】乙瑛碑③【第11回】曹全碑①【第12回】曹全碑②【第13回】曹全碑③【第14回】楊峴「漢陳文範碑」①【第15回】楊峴「漢陳文範碑」②【第9回】鎌倉~室町:墨跡【第10回】鎌倉~室町:宸翰【第11回】安土桃山~江戸初期:寛永の三筆【第12回】江戸後期:唐様書道と和様書道【第13回】平安~江戸:表装と装丁【第14回】平安~江戸:料紙装飾【第15回】まとめ:授業内試験根本 知根本 知第1期第1期

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