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― 312 ―書道の実技を学ぶ講座です。古典の臨書を通して楷書の基礎を身につけることを目的とします。本科目では「楷書」の古典を中心に学びます。楷書の典型と目される中国初唐の三大家を中心に学んだ後、顔真卿と北魏の楷書を学び、多様な書風と表現技法の獲得を目指します。・楷書の基本となる執筆法と用筆法を学ぶ。・多彩な楷書の書風を表現できる。・古典に基づく楷書の創作ができるようになる。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うことが求められます。授業内で取り上げられた作品について、自宅でしっかりと練習し、課題に取り組んでください。また、首都圏には、書の作品を所蔵・展示している博物館や美術館がたくさんあります。自ら足を運び、なるべく多くの本物に触れるよう心がけてください。【第1回】ガイダンス/初唐の三大家について【第2回】欧陽詢「九成宮醴泉銘」①【第3回】欧陽詢「九成宮醴泉銘」②【第4回】虞世南「孔子廟堂碑」①【第5回】虞世南「孔子廟堂碑」②【第6回】褚遂良「雁塔聖教序」①【第7回】褚遂良「雁塔聖教序」②【第8回】顔真卿の用筆法について毎回の授業内課題によって評価します。授業では、課題を練習の上、半紙1枚に清書したものを提出します。なお、成績評価にあたっては、巧拙を基準とすることはしません。ひとりひとりの真剣な取り組みと成長とを積極的に評価しますので、書が苦手だからといって受講を躊躇する必要はありません。雁塔聖教序』褚遂良(二玄社)1987心があり、真剣に学ぶ意思のある方であれば受講を歓迎します。書道の実技を学びます。古典の臨書を通して、行書と草書の基礎を身につけることを目的とします。本科目では、行書の典型とされる王羲之の「蘭亭序」と、王羲之の草書を忠実に伝える孫過庭の「書譜」によって基本を学んだ後、唐時代の懐素の「自叙帖」、そして宋時代の黄庭堅の「松風閣詩巻」といった個性的な書法へと目を向け、行草書の多様な表現方法を身につけることを目指します。・行書と草書の基本的用筆法を身につける。・草書の基本的字形を理解し、草書で書かれた文字が読めるようになる。・古典に基づく行草書の創作ができるようになる。この科目では、60時間以上の授業外学修を行う姿勢が求められます。授業内で取り上げられた作品について、自宅でしっかりと練習し、課題に取り組んでください。また、首都圏には書の作品を所蔵・展示している博物館や美術館がたくさんあります。積極的に足を運び、本物に触れる機会を得るよう心がけてください。【第1回】講義:王羲之「蘭亭序」について【第2回】王羲之「蘭亭序」①【第3回】王羲之「蘭亭序」②【第4回】王羲之「蘭亭序」③【第5回】王羲之「蘭亭序」④【第6回】講義:孫過庭「書譜」について【第7回】孫過庭「書譜」①【第8回】孫過庭「書譜」②毎回の授業内課題(70%)と期末課題(30%)によって評価します。毎回の授業では、課題を練習の上、半紙1枚に清書したものを提出します。期末課題では、授業で取り上げた古典のなかから好きな作品を選んで、まとまった量の臨書作品に取り組みます。なお、巧拙(上手い・下手)だけで成績評価することはせず、ひとりひとりの取り組みと成長とを積極的に評価しますので、書が苦手だからといって受講を躊躇する必要はありません。帖』懐素(二玄社)1989、『中国法書選47黄庭堅集』黄庭堅(二玄社)1989に関心があり、真剣に学ぶ意思のある方であれば受講を歓迎します。抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考【第9回】顔真卿「顔氏家廟碑」①【第10回】顔真卿「顔氏家廟碑」②【第11回】鄭道昭「鄭羲下碑」①【第12回】鄭道昭「鄭羲下碑」②【第13回】「牛橛造像記」①【第14回】「牛橛造像記」②【第15回】智永「真草千字文」【第9回】孫過庭「書譜」③【第10回】孫過庭「書譜」④【第11回】懐素「自叙帖」①【第12回】懐素「自叙帖」②【第13回】講義:黄庭堅「松風閣詩巻」について【第14回】黄庭堅「松風閣詩巻」①【第15回】黄庭堅「松風閣詩巻」②根本 知根本 知第1期第2期講義コード11B8125501授業形態演習科目名漢字書法研究1履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容毎回の授業で提出する課題を評価し、次回授業の冒頭で反省点を教示します。教科書毎回の授業で配付するハンドアウトをもって教科書に代えます指定図書参考書『中国法書選32孔子廟堂碑』虞世南(二玄社)1988、『中国法書選31九成宮醴泉銘』欧陽詢(二玄社)1987、『中国法書選34教員からのお知らせ本科目は、高校「書道」の教員免許のための教職科目です。ただし、教員免許取得を目的としない場合であっても、書に関オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返り。その他書道用具・用材については、初回のガイダンスで説明します。基本的には各自で準備してもらいます。講義コード11B8125601授業形態演習科目名漢字書法研究2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容毎回の授業で提出する課題を評価し、次回授業の冒頭で反省点を教示します。教科書毎回の授業で配付するハンドアウトをもって教科書に代えます指定図書参考書『中国法書選15蘭亭叙〈五種〉』王羲之(二玄社)1988、『中国法書選38書譜』孫過庭(二玄社)1988、『中国法書選46自叙教員からのお知らせ本科目は、高校「書道」の教員免許取得のための教職科目です。ただし、教員免許取得を目的としない場合であっても、書オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返り。その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

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