letters_2024_02
318/416

大学入試科目でのプレゼンテーション入試の役割は、従来の試験方法では測りきれなかった能力を見出すのが目的であると同時に、そのような表現力への要望でもあります。しかし、表現力があれば、あらゆる課題に答えられると考えているわけではありません。なぜなら、文章表現とは、それ自体が思考でもあるのですから。この講義では毎回各テーマにそった解説をしながら、文章表現とは何かを考えていきます。て不自由を実感します。この自由の逆説に対して、どのように自分へ課題を与えていくのかを身につけます。ミニレポートの作成と図書館やインターネットでの資料調査に、計60時間以上の学修を行うこと。【第1回】導入【第2回】物質性【第3回】自由【第4回】言語領域【第5回】写生【第6回】映像作品を使用しての解説 ①【第7回】映像作品を使用しての解説 ②【第8回】越境ンン※ テーマによっては、扱う回数が変わる場合もあります。ン※ 外部団体への投稿用の創作も授業内で行う予定です。たないときは、評価の対象としない場合があります。『文章読本さん江』斎藤美奈子(筑摩書房)2002、『大人のための文章教室』清水義範(講談社現代新書)2004、『わかりあえないことから』平田オリザ(講談社現代新書)2012、『卒業論文マニュアル 日本近現代文学編』斎藤理生、他(編集)(ひつじ書房)2022受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。よい文章を書くには、よい文章を多く読むというのが基本である。ただし、手探りでは所期の目的に達するのは困難である。この授業では、文章を書く上での必要な文法的知識を確認した上で、文章の質を決定する各種の要因について、実例を示し授業の目的ながら解説し、学生自身が書いた文章も分析する。これによって、効果的な文章を完成する技術の修得を目指す。到達目標この授業は、他人に読んでもらえるような、効果的な文章が書けるようにするのを第一の目標とする。また、「教職課程教科科目」の一つでもあるので、国語の授業において、生徒の作文を添削する能力も、併せて修得することを目標とする。授業外学修内容・この授業では60時間以上の授業外学修を行うこと。具体的には、毎日読書をするとともに、日々気づいたことを日記にしる授業外学修時間数す習慣を身につけること。また、与えられた課題は期日までに提出すること。【第1回】ガイダンス【第2回】基礎的な技術①【第3回】基礎的な技術②【第4回】話し言葉と書き言葉【第5回】よい文章とは【第6回】文の長さ【第7回】文末表現【第8回】文の視点【第9回】文体【第10回】文章の構成①【第11回】文章の構成②【第12回】比喩表現【第13回】誇張した表現【第14回】間【第15回】作品提出・発表戸賢一(集英社インターナショナル)2019抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無あり備考【第9回】処方箋【第10回】翻訳【第11回】「詩のボクシング」【第12回】投稿用の創作【第13回】明治・昭和・平成【第14回】歌心【第15回】まとめ葉名尻 竜一高野 敦志第1期第2期講義コード11B8124701授業形態講義科目名文章上達法1履修前提条件授業の目的到達目標自由な課題を前にすると、どのように言葉を綴ればよいのか悩むものです。作文が苦手な場合、あまりにも自由だと、かえっ授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法平常点30%、課題の提出状況により総合的に評価を行います。学期末の課題レポート70%。ただし、出席率が3分の2にみフィードバックの内容提出課題については、全体的な講評を授業中に行います。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ受講生自身の「声」が聞こえてくるような文章を綴って欲しい。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、各学部・学科にて定めるオフィスアワーにて対応します。また、LMSのメッセージ機能でもアクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返りその他講義コード11B8124801授業形態講義科目名文章上達法2履修前提条件授業計画成績評価の方法期末レポート50パーセント、授業内の課題など50パーセントで評価する。フィードバックの内容提出された課題を添削して返却する。また、そのうちの数名の作文を講評する。教科書指定図書参考書『陰翳礼讃・文章読本』谷崎潤一郎(新潮社)2016、『文章読本』丸谷才一(中央公論新社)1995、『書くための文章読本』瀬教員からのお知らせ授業でプリントを配布する。特定の教科書は指定しないが、上記の参考書は期間内に読むことが望ましい。さまざまな分野の読書をしたり、日々感じたことを文章に書く習慣を身につけてほしい。書くことが好きな積極的な学生の参加を期待する。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する。アクティブ・ラーニングの内容意見共有 教員からのフィードバックによる振り返りその他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 308 ―

元のページ  ../index.html#318

このブックを見る