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文学科日文コース講義コード11B8123601授業形態講義科目名沖縄琉球文学2履修前提条件授業の目的授業計画成績評価の方法授業に取り組む姿勢40%、試験60%の総合評価フィードバックの内容授業ごとに質問の時間をもうけ、疑問・質問にこたえる。また、授業をはじめるにあたっては、前回の授業のポイントを整教科書指定図書『南島文学発生論』谷川健一(思潮社)1991参考書教員からのお知らせ総合演習上級C(島村ゼミの受講生)は是非受講してください。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、WebClassのメッセージ機能でアクティブ・ラーニングの内容授業ごとに質問の時間をもうけて、意見共有をはかる。また、琉球文化、文学にかかわるイベント・公演を積極的に紹介しその他講義コード11B8124001授業形態講義科目名言語理論研究2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法毎授業の小課題提出を含む授業への取り組み姿勢(40%)、期末テスト(60%)で評価します。期末テストは、到達目標に記フィードバックの内容受講生からの質問や意見には、翌週授業内冒頭でお答えします。また、期末テストは返却の上、解説を行う予定です。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ受講者の理解度を勘案して進めますので、進度や内容が変更となる場合があります。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業時間前後、次の授業に支障のない範囲で、教室内で対応します。アクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返りが基本ですが、適宜、グループワークやディスカッションを行う予定です。その他沖縄琉球文学1で講義した『おもろさうし』以外の歌謡を中心にする琉球文学を扱う。琉球文学の特徴は、神話が謡われるものとしてある。これを中心にして講義する。具体的には、奄美のシャーマンが唱える呪詞、沖縄本島のノロ、宮古島のツカサなどの公的な司祭者が唱え謡う、神歌やオタカベ(祝詞)を中心に講義する。また、謡う神話が展開した歌謡である八重山の物語歌謡についてもふれる。到達目標琉球文化、文学全般にわたる知識を得ることができ、日本文化、日本文学の多様な広がりを見る視点を持つことができる。授業外学修内容・授業外学修時間数琉球文化、文学全般にわたる知識を得るための基本的な図書を読むために、60時間以上の学修時間が必要である。【第1回】授業案内、琉球文化、琉球文学の広がり【第2回】言葉のちから、琉球の呪言、神名など【第3回】謡う神話、宮古島狩俣の神歌Ⅰ【第4回】謡う神話、宮古島狩俣の神歌Ⅱ【第5回】謡う神話、宮古島狩俣の神歌Ⅲ【第6回】謡う神話、奄美のシャーマンの呪詞Ⅰ【第7回】謡う神話、奄美のシャーマンの呪詞Ⅱ【第8回】謡う神話、奄美のシャーマンの呪詞Ⅲ【第9回】謡う神話、沖縄の公的司祭者が謡う神歌Ⅰ【第10回】謡う神話、沖縄の公的司祭者が謡う神歌Ⅱ【第11回】謡う神話、沖縄の公的司祭者が謡う神歌Ⅲ【第12回】謡う神話、沖縄の公的司祭者が謡う神歌Ⅳ【第13回】物語歌謡Ⅰ【第14回】物語歌謡Ⅱ【第15回】まとめ理して理解を深める。も受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。て能動的な授業外学習をうながす。過去の文献を日本語史の資料として取り扱おうとするとき、目の前の文献からどのような情報が引き出せるか、また、それぞれの言語事象は日本語史上どのようなものとして評価しうるかについて、特に、資料論、文字・表記論、音韻論の観点を中心に考えます。①日本語史の基本事項が、どのような方法によって明らかにされたことなのかが説明できる。②各言語事象に対して、日本語史的にどのような評価の仕方がありうるかが説明できる。③②の各評価態度に立って、それぞれにどのような課題や発展性がありうるかを自分なりにまとめ、説明することができる。授業外に、60時間以上の学修を行うこと。事前に配付する資料に目を通したり、以下に紹介する参考書を中心に各回に必要な日本語史の基礎知識を補充しておいたりするなどの予習に20時間、各回の要点をまとめたり、小課題に答えたりするなどの復習に40時間、が目安です。【第1回】ガイダンス【第2回】日本語史の資料【第3回】古典文学作品の資料性【第4回】校訂本文を使って言えること、言えないこと【第5回】訓点資料と古辞書について その①【第6回】訓点資料と古辞書について その②【第7回】言文二途と中世語資料【第8回】漢文と日本語史載の内容について、自身で情報を整理し、考え、判断できることを評価基準とします。『国語史を学ぶ人のために』木田章義編(世界思想社)2013、『日本語の歴史』山口仲美(岩波書店)2021、『話し言葉の日本史』野村剛史(吉川弘文館)2011、『ガイドブック日本語史』大木一夫(ひつじ書房)2013、『ガイドブック日本語史調査法』大木一夫編(ひつじ書房)2021   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 【第9回】漢字と仮名【第10回】漢字音と日本語【第11回】五十音図について【第12回】日本語の音の歴史を概観する その①【第13回】日本語の音の歴史を概観する その②【第14回】まとめ《期末テスト》【第15回】総括と展望抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考島村 幸一杉山 俊一郎第2期第2期― 305 ―

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