哲学科日本の哲学者三木清が書いた「人生論ノート」について考えます。この本は、「幸福、孤独、嫉妬、死」などの各テーマについての短い章からできています。毎回章を決めて読みながら、ああでもない、こうでもないとみんなで話しあいましょう。授業で扱う章をどれにするか、みんなの興味のある章を選んでもらい、毎回、担当班を決めて、自分たちの好きな章について、その章の内容のまとめ、疑問点、自分の意見を口頭で発表してもらいます。その後、発表班を中心に、みんなで好き勝手に意見を交換します。毎回のペーパーの作成。自分の班が発表担当の際は、発表のための準備(班員での討論と発表レジュメの作成)。以上を合わせて授業外に計60時間以上の学修を行うこと。【第1回】ガイダンス【第2回】希望について(討論の練習をかねて)【第3回】幸福について(発表を中心に)【第4回】幸福について(討論を中心に)【第5回】個性について(発表を中心に)【第6回】個性について(討論を中心に)【第7回】虚栄について(発表を中心に)【第8回】虚栄について(討論を中心に)ンン上記はあくまでも一例であり、ガイダンスを二回行うなどの変更もありうる。また、実際にとりあげるテーマ(章)は、授業開始時に受講者の希望で決定する。毎回提出するペーパーと班での口頭発表や討論への参加態度(60%)、学期末レポート(40%)をもとにした総合評価。詳しくは初回授業時に告知するので、かならず出席すること。出席できない場合は事前に申し出ること。なお授業の進め方について、シラバスの「教員からのお知らせ」の項目をよく読んで理解しておくこと。抽 選 の 有 無なし備考【第9回】死について(発表を中心に)【第10回】死について(討論を中心に)【第11回】人間の条件について(発表を中心に)【第12回】人間の条件について(討論を中心に)【第13回】利己主義について(発表を中心に)【第14回】利己主義について(討論を中心に)【第15回】全体の振り返りとまとめ板橋 勇仁第1期講義コード11B5110101授業形態演習科目名基礎演習1A履修前提条件授業の目的到達目標哲学研究に必要な読解・討論・論述の基礎を習得する授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容ペーパーや発表をもとにした討論において教員からのコメントを行う。教科書『人生論ノート』三木清(新潮文庫)指定図書参考書教員からのお知らせ毎回、受講者全員に、要約等を書いてきたペーパーを提出してもらいます。詳しくは初回授業時に告知します。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーでも受付けます。アクティブ・ラーニングの内容グループ・ディスカッションやプレゼンテーションを行う。その他 担 当 教 員 開 講 期 ― 21 ―
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