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文学科日文コース― 263 ―3年生は『源氏物語』「紅葉賀」巻以降を演習形式で精読します。この巻は『源氏物語』に底流する光源氏と藤壺の物語がさらなる展開をみせる巻であり、後の光源氏の須磨退去へとつながっていく巻でもあり、『源氏物語』中でも重要な位置を占めています。本文とじっくり向かいあい、原文を自分の力で味読する力を身に付けます。本文の内容を正確に把握できる。参考文献の充分な調査を行い、資料として適確にまとめることができる。明快なプレゼンテーションができる。平安時代の作品について、その表現方法もあわせて理解を深めることができる。一条朝時代の歴史的・文化的背景の知識を身につけることができる。合計60時間の学修を行ってください。受講前は指定範囲をよく読み、質問事項等を考え、関連資料などに目を通す(20時間)。プレゼンテーションの準備は計画的にしっかりと行う(20時間)。議論が進む中で浮かび上がる課題について、各自、再考・整理・再調査を行う(20時間)。【第1回】ガイダンス【第2回】発表者決定、資料の作り方、調査方法【第3回】『源氏物語』講義:概説【第4回】演習発表と討議(1)【第5回】演習発表と討議(2)【第6回】演習発表と討議(3)【第7回】演習発表と討議(4)【第8回】演習発表と討議(5)ン※『源氏物語』「紅葉賀」について、担当者が調査・報告を行い、受講者全員によるディスカッションを積み重ねていきます。発表にあたって必要な調査は、現代語訳・語釈・問題点の発見・考察といった事柄です。これについては学期の初めの講義内および必要に応じて担当教員が説明を行います。ン※発表、授業への参加、課題提出をすべておこなうことが評価の必須事項です。演習であるので、受講者の主体性、積極性を重視します。ン※スケジュールは目安です。受講者数等の状況により、スケジュールの詳細を調整する可能性があります。充分な調査をもとにした適切な発表資料を作成し、明快なプレゼンテーションを行うこと(30%)司会進行、質疑応答、ディスカッションへの意欲的な参加等、授業への取り組み(30%)課題提出(40%)します。抽 選 の 有 無なし備考【第9回】演習発表と討議(6)【第10回】演習発表と討議(7)【第11回】演習発表と討議(8)【第12回】演習発表と討議(9)【第13回】演習発表と討議(10)【第14回】演習発表と討議(11)【第15回】全体のまとめ山中 悠希第1期講義コード11B8110301授業形態演習科目名総合演習上級1A履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容課題に対する講評・フィードバックを適宜授業内にて行います。教科書『源氏物語(2)付現代語訳』玉上琢彌(KADOKAWA)1965指定図書参考書教員からのお知らせ授業を通じての主体的な取り組みを期待しています。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。メール対応については授業内にて指示アクティブ・ラーニングの内容演習、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションその他   担 当 教 員    開 講 期 

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