文学科日文コース― 261 ―前期と同様、物語作品を扱う、『狭衣物語』を各種注釈書や事典の助けを借りながら読解する。本授業では、『狭衣物語』を講読しその過程で、テクストと向き合いながら自分のトピックスを探し発表してもらう。その際、必要な論文や注釈書なども含めた広い意味での資料の検索・利用の方法や、辞書の引き方、発表資料の作成方法、原稿用紙の使用法に添った文章作成法など、学術的な作業において必要とされる作法の修得を目指す。前期よりも徹底して、自ら問題点を発見し資料の収集ができる。考察を深めて、自分の意見を正確に伝えることができる。発表資料にふさわしい論理的な文章にまとめることができる。授業時間の都合上、『狭衣物語』の全体を通読できないため、配付資料はもちろん、授業内で提示した注釈書などを駆使して全体像を把握しておいてもらいたい。出題された課題への取り組み、発表に向けた資料収集、予習・復習を含めて60時間以上の授業外学修を行うこと。【第1回】ガイダンス【第2回】古典テキストについて【第3回】研究方法について1【第4回】研究方法について2【第5回】~【第8回】『狭衣物語』の講読・発表1【第9回】レポートの書き方【第10回】~【第14回】『狭衣物語』の講読・発表2【第15回】まとめ、レポート提出ンンまず、前期の授業を踏まえた後期ガイダンスを行い、前期での学習状況について確認を行う。その後、「古典テキストについて」では、物語文学を学ぶ上で必要な本そのものについて基礎的な事項を確認したい。「研究方法についてで」はテクストを読むうえで必要とされる「文学理論」と呼ばれるような方法について触れる。前期に引き続き、講読と発表を交互におこなうが、発表前に、授業内で課題を課し、事典や注釈書の引き方について基礎的な知識をさらに身に着けてもらう。講読だけでなく発表も行ってもらうため、充実した発表資料を作成するために、十分な準備期間が必要です。ンン・討議への参加ン発表は、活発な討議によって、発表者と聴講者の双方が理解を深める場です。毎回、積極的に討議に参加することを求めます。討議するための予習をして授業に臨んでください。ン※社会情勢により、授業内容の順序は変更になる可能性がある。期末レポート50%期末レポートについては、添削し、返却する。ます。抽 選 の 有 無なし備考山田 貴文第2期講義コード11B8110202授業形態演習科目名総合演習初級2B履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法平常点50%(課題の提出状況、発表や討議への参加度により総合的に評価を行う。)フィードバックの内容提出課題については、問題点を指摘した上で返却し、全体的な講評を授業中に行う。教科書授業内で指示する指定図書授業時プリントにて配布参考書教員からのお知らせリアクションペーパーの提出や、動画やサイトを含んだ資料は、ポータサイトの「オンライン授業」を併用することもありオフィスアワー授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容意見共有・教員からのフィードバックによる振り返り・能動的な授業外学習・プレゼンテーションなどを行う。その他 担 当 教 員 開 講 期
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