― 254 ―身近な地域社会における「協働」をテーマにした演習です。ともすると意識することが希薄になりがちな身近な地域社会では、そこで生活する人々の様々な活動があり、その形式も相互扶助といったつながりや、NPOのような組織化の動きなど多様です。本演習の第1期では協働に係る文献の講読を行いながら、地域社会で人々によって行われる様々な活動への「気づき」を学ぶこととしたい。第2期では受講生それぞれの関心について、対象へのアプローチの方法や、研究手法についての報告を受け、演習受講者間でのディスカッションを中心に、テーマについての理解を深めることとともに、卒業論文を視野に入れ、作成にかかる手法等の習得をしていくことを目標と定めたい。協働を題材とし、そこから波及する様々な社会事象について、社会学の視点で把握することができる。自身で研究テーマを設定し、その研究を進める手法を獲得する。研究を実施するにあたり、適切な資料収集、資料分析を行うことができる。演習に係る一連の作業において協調し取り組むことができる。演習にあたっては事前の情報収集、情報検索、資料作成が必要であり、演習前に必要な資料をそろえておくこと。また演習参加者はそのテーマについて、予め各自予習を行ない、必要に応じたレポート作成を行なう。上記に資するために授業外に計120時間以上の学修を行うこととする。また、必要に応じて実施する4年生と合同の卒業論文研究合宿への参加を求めます。【第1回】イントロダクション(演習の進め方についての概【第2回】演習テーマについての検討(テーマの概説、テー【第3回】文献講読1【第4回】文献講読2【第5回】文献講読3【第6回】文献講読4【第7回】文献講読5【第8回】文献講読6【第9回】総括(その1)【第10回】文献講読7【第11回】文献講読8【第12回】文献講読9【第13回】文献講読10【第14回】文献講読11【第15回】総括(その2)習熟しておくことを求めます。山漁村文化協会)2007めます。説、問題意識の設定、作業グループの編成)マに関する資料の検討)抽 選 の 有 無なし備考【第16回】研究テーマとマイルストーンの設定(その1)【第17回】研究テーマとマイルストーンの設定(その2)【第18回】報告と討論1【第19回】報告と討論2【第20回】報告と討論3【第21回】報告と討論4【第22回】報告と討論5【第23回】報告と討論6【第24回】報告と討論7【第25回】報告と討論8【第26回】報告と討論9【第27回】報告と討論10【第28回】報告と討論11【第29回】報告と討論12【第30回】総括(その3)野呂 一仁通年講義コード11B7310409授業形態演習科目名社会学専門演習I履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法演習への取り組み姿勢50%、レポート40%、グループワークにおける課題の取り組み10%フィードバックの内容レポート等のフィードバックを学内ネットワーク機器を使い行う。機器の操作方法については、情報基盤センターを利用し教科書『家と村の社会学』鳥越皓之(世界思想社)2004.2、『変貌する祭礼と担いのしくみ』牧野修也編著(学文社)2021.10指定図書『むらの社会を研究する』日本村落研究学会編(農山漁村文化協会)2007、『むらの資源を研究する』日本村落研究学会編(農参考書適宜指示する教員からのお知らせ演習は積極的な取り組みが肝要です。また、個々人の振る舞いにより演習実施に支障をきたさぬよう各自が考えることを求オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習、演習、ディベートその他 担 当 教 員 開 講 期
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